2018年 強歩大会 アルバム
11月4日(日)に第60回強歩大会が行われました。
この行事は浦和高校から茨城県古河市までの約50.2kmを約7時間で歩く(走る?)浦和高校の最大の行事とも言える行事です。
今年は、薄曇りの中での開催でしたが、気温がそれほど上がらなかった影響もあり、今年度は、延着も含めると、85%の高い完歩率となりました。
 
この強歩大会開催にあたり、コース中の主要な交差点や注意すべき場所には、警察をはじめ、教員や保護者がつきます。
保護者の方々のご協力は数百名にもなり、数多くの交差点や関門で生徒を見守っていただきます。
このような協力なしには成立しない行事です。
また、この強歩大会に向け、日頃の体育での走り込みや、養護教諭の管理指導、担当校医も全面的なバックアップをしております。
 
多くの方々のご協力のもと、大きな事故もなく無事強歩大会が終わりましたことをこの場をお借りして感謝申し上げます。

~強歩大会 アルバム~
○開会式・スタート
校長の挨拶、生徒会長の挨拶、諸注意の後、準備体操をして、スタートに向けて入念な準備をします。
 

○浦和高校~岩槻関門(10.3km)
スタートは3年生から。浦高から岩槻高校までは比較的狭い道も多く、交通量の多い箇所では特に保護者や教員を増やし、生徒と通行者の安全を確保します。
 
学校を出発すると、見沼代用水をわたり、田圃を超え、東北自動車道を超えると、岩槻関門である岩槻高校が見えてきます。普段の体育の授業でも十分に走りこんでいるだけあり、ここまでは多くの生徒が笑顔を見せながら走っています。
 
 
 
七里総合公園付近 まだまだ余裕です。
 
 
田圃を通り過ぎ、東北自動車道を超えると、もうすぐ岩槻関門です。
 
岩槻高校をお借りして、岩槻関門を設営しています。トイレや休憩、保護者の協力による食べ物や飲み物の補給が行われます。
各関門では、通過した証であるハンコをもらいます。また保護者の方々だけでなく、大会の近い運動部員も役員として参加しています。

○岩槻関門~白岡関門(11.5km(合計21.8km)
岩槻関門を抜けると、次は白岡関門です。途中岩槻公園を抜け、東武伊勢崎線は橋を渡り、御成街道をひたすら走り続けます。
次第に辛くなってきた生徒たちにとって、沿道からの応援は大きな力となります。
 
 
岩槻城址公園付近 サイクリングコースを走ります。
 
東岩槻駅付近 跨線橋を上って、線路を渡ります。
 
御成街道 ちょっとした傾斜でも生徒はきつくなってきます。
 
白岡関門まで約21.8km。ここまででハーフマラソンの距離を終えたことになります。
さすがに疲労も溜まりはじめ、サロメチールを塗りなおしたり、栄養補給をする生徒も増えてきます。
 
 
 
○白岡関門~久喜関門(8.4km 合計30.2km)
白岡関門から次の久喜関門の太田小学校までは約8.4km。
東武伊勢崎線の踏切付近まで田圃道が続きます。途中、圏央道の下を通ります。
ちなみに、各関門には制限時間が設けられており、時間内に通過できなかった生徒はその場で停止、各自電車で帰宅となります。
 
 
 
圏央道付近 まだまだ余裕?
 
いよいよ久喜関門(太田小学校)に到着。
 
○久喜関門~幸手関門(3.5km 合計33.7km)
久喜関門から幸手関門(幸手中学校)までは3.5km。幸手関門までは比較的近く、生徒は休憩もそこそこに再スタートしていきます。
 
東武日光線を越えます。踏切では電車の通り過ぎる間、ストレッチしたり栄養補給したりする様子も見られます。
 
幸手関門到着!

○幸手関門~栗橋関門(8.7km 合計42.4km)
幸手関門を抜けると、再度東武日光線を渡り、新幹線高架下を通過する阿佐間・幸手線に向かいます。
見通しのいい一本道が続く中で、8.7kmの距離を走るため、生徒の中には「この関門間が一番きつい」という生徒もいます。
 
表情も険しくなってきます。
 
 
 
 
栗橋文化会館付近 東武日光線と宇都宮線の線路を過ぎると、まもなく栗橋関門(栗橋公民館)が見えてきます。
 
 
栗橋関門~大利根準関門~古河関門(7.8km 合計50.2km)
この栗橋関門は浦高から42.4km地点となります。フルマラソンの距離を超えたわけです。
ここから古河までは約8km。最後の渡良瀬土手を6km走ることになりますが、大利根準関門には補給場所もなく、生徒にとっては精神的にも辛い最後の難所となります。
土手沿いでは体育科教員をはじめとした監察役員が自転車で常に巡回します。
 
いよいよ、利根川を越えて、茨城県に入ります。保護者の方からの声援もより一層力になります。
 
ついに茨城県突入! 大利根準関門では通過チェックのみです。
 
ここから土手が続きます。
 
 
遠くまで続く浦高生の列

○ゴール(古河第一小学校 合計50.2km)
土手を降りてゴールの小学校まではあと数百メートル。
ゴールでは順位カードをもらって、各自休憩、解散となります。臨時のパン屋さんも営業し、生徒の行列ができます。
栗橋から古河までの間に制限時間を過ぎてしまうと、ゴールはしたものの「延着」というスタンプが押されます。
もちろんリタイアもできますが、時間を過ぎても、最後の力を振り絞り強い意志でゴールに向かう生徒に沿道からは惜しみない拍手が送られます。
 
 
 
 
 
最後尾の生徒も無事到着!

今年も無事、強歩大会を終えることができました。ご協力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。 


2017年 強歩大会 アルバム
~第59回強歩大会~

11月5日(日)、晴天の中、第59回強歩大会が行われました。
この強歩大会は、浦和高校から茨城県古河市までの約50.2kmを7時間で歩く(走る?)浦和高校の最大の行事とも言える行事です。
前日に小雨も降りましたが、当日はほぼ快晴の強歩大会日和でした。
 
この強歩大会開催にあたり、コース中の主要な交差点や注意すべき場所には、警察をはじめ、教員や保護者がつきます。
保護者の方々のご協力は数百名にもなり、数多くの交差点や関門で生徒を見守っていただきます。
このような協力なしには成立しない行事です。
また、この強歩大会に向け、日頃の体育での走り込みや、養護教諭の管理指導、担当校医も全面的なバックアップをしております。
今年度は、延着も含めると、82.9%の完歩率でした。
多くの方々のご協力のもと、大きな事故もなく無事強歩大会が終わりましたことをこの場をお借りして感謝申し上げます。
 
強歩大会の詳細については、続きをご覧ください。
~強歩大会 アルバム~
開会式・スタート

 
 
校長の挨拶、生徒会長の挨拶、諸注意の後、準備体操をして、スタートに向けて入念な準備をします。
3年、2年、1年の順にスタートしていきます。(写真はスタート前の元気な様子)
 
スタート~岩槻関門(10.3km)
学校を出発すると、見沼代用水をわたり、田圃を超え、東北自動車道を超えると、岩槻関門である岩槻高校が見えてきます。
普段の体育の授業でも十分に走りこんでいるだけあり、ここまでは多くの生徒が笑顔を見せながら走っています。
 
 
 
岩槻関門が近くなってくると、1~3年生が入り混じるようになってきます。
 
(左)東北自動車道を超える生徒たち (右)見通しの悪い道路や交差点では多くの保護者の方々が立ち、生徒の安全に留意しています。
 
 
岩槻高校をお借りして、岩槻関門を設営しています。トイレや休憩、保護者の協力による食べ物や飲み物の補給が行われます。
各関門では、通過した証であるハンコをもらいます。また保護者の方々だけでなく、大会の近い運動部員も役員として参加しています。

岩槻関門~白岡関門(11.5km 合計21.8km)
 
 
岩槻関門を抜けると、次は白岡関門です。途中岩槻公園を抜け、東武伊勢崎線は橋を渡り、御成街道をひたすら走り続けます。
次第に辛くなってきた生徒たちにとって、沿道からの応援は大きな力となります。
 
白岡関門は菁莪中学校をお借りしています。このあたりから足が痛くなってくる生徒が増えます。
サロメチールなどを塗りなおしたり、栄養補給を行う生徒が目立つようになります。
 
 
白岡関門~久喜関門(8.4km 合計30.2km)
白岡関門から次の久喜関門の太田小学校までは約8.4km。
東武伊勢崎線の踏切付近まで田圃道が続きます。途中、圏央道の下を通ります。
ちなみに、各関門には制限時間が設けられており、時間内に通過できなかった生徒はその場で停止、各自電車で帰宅となります。
久喜関門で停止になる生徒も多く、生徒の間では「久喜マラ」とも呼ばれています。
 
    
久喜関門は太田小学校をお借りしています。このころになると疲労がかなりたまり始めます。
 
鈴木梨園様からは毎年ご厚意で梨を提供して頂いています。
 
(左)「久喜マラ」生徒用 (右)保護者の方々の支えで生徒は元気づきます。

久喜関門~幸手関門(3.5km 合計33.7km)
 
 
幸手関門までは比較的近く、生徒は休憩もそこそこに再スタートしていきます。

幸手関門~栗橋関門(8.7km 合計42.4km)
幸手関門を抜けると、新幹線高架下を通過する阿佐間・幸手線があります。
 
見通しのよい長い一本道で、疲れてきた生徒にとっては、精神的にもつらい道でもあります。
 
 
東武日光線の踏切前を左折し、栗橋の商店街へはいると、最後の関門である栗橋公民館が現れます。
 
 
栗橋関門~大利根準関門~古河関門(7.8km 合計50.2km)
この栗橋関門は浦高から42.4km地点となります。フルマラソンの距離を超えたわけです。
ここから古河までは約8km。最後の渡良瀬土手を6km走ることになりますが、大利根準関門には補給場所もなく、生徒にとっては精神的にも辛い最後の難所となります。
土手沿いでは体育科教員をはじめとした監察役員が自転車で常に巡回します。
 
ついに茨城県突入! 大利根準関門では通過チェックのみ
 
 
どこまでも続く土手・・・・・・

ゴール(古河第一小学校) 浦和高校から50.2km地点。
土手を降りてゴールの小学校まではあと数百メートル。
ゴールでは順位カードをもらって、各自休憩、解散となります。臨時のパン屋さんも営業し、生徒の行列ができます。
栗橋から古河までの間に制限時間を過ぎてしまうと、ゴールはしたものの「延着」というスタンプが押されます。
もちろんリタイアもできますが、時間を過ぎても、最後の力を振り絞り強い意志でゴールに向かう生徒に沿道からは惜しみない拍手が送られます。
 
 
 
 
役員席には7つの関門のハンコが押された紙が積まれます。
今年も無事、強歩大会を終えることができました。
ご協力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
2015年 強歩大会アルバム
~第57回強歩大会~

11月1日(日)、晴天の中第57回強歩大会が行われました。
この強歩大会は、浦和高校から茨城県古河市までの約50.2kmを7時間で歩く(走る?)行事です。
 
前々日の天気予報では、小雨や気温低下が心配されましたが、当日は昼間も暖かく、強歩大会日和となりました。
この強歩大会開催にあたり、コース中の主要な交差点や注意すべき場所には、警察をはじめ、教員や保護者がつきます。
保護者の方々のご協力は数百名にもなります。
このような協力なしには成立しない行事です。
また、この強歩大会に向け、日頃の体育での走り込みや、養護教諭の管理指導、担当校医も全面的なバックアップをしております。
 
今年度は、走りやすい気候でもあったせいか、多くの生徒が古河までたどり着き、完歩率は87%(延着も含む)という非常に高い率となりました。
1年生の中には、完歩率100%というクラスもありました。

ご協力いただきました多くの皆様に感謝申し上げます。

~強歩大会アルバム~
開会式~スタート
 
開会式で校長挨拶 ~ 準備体操
 
 
3年生から順番にスタートします。

スタートから岩槻関門までは10.3kmありますが、普段の体育でも40分間走をしているだけあって、まだまだ生徒は元気に走ります。
 
見通しの悪い道路や交差点では多くの保護者の方々が立ち、生徒の安全に留意しています。
 

 
 
見沼用水路を抜け、大宮東高校の横を通り抜け、東北自動車道を渡り、岩槻関門へつきます。
岩槻高校をお借りして、岩槻関門を設営しています。トイレや休憩、保護者の協力による食べ物や飲み物の補給が行われます。
各関門では、通過した証であるハンコをもらいます。
 
保護者の方々だけでなく、大会の近い運動部員も役員として参加しています。

岩槻関門を抜けると、次は白岡関門です。浦和高校からは21.8km地点となります。
途中岩槻公園を抜け、東武伊勢崎線は橋を渡り、御成街道をひたすら走り続けます。
 
沿道からの応援も生徒にとっては大きな力となります。
 
 
 
白岡関門は菁莪中学校をお借りしています。このあたりから足が痛くなってくる生徒が増えます。
サロメチールなどを塗りなおしたり、栄養補給を行う生徒が目立つようになります。

白岡関門から次の久喜関門の太田小学校までは約8.4km。
東武伊勢崎線の踏切付近まで田圃道が続きます。途中、前日開通した圏央道の下を通ります。
ちなみに、各関門には制限時間が設けられており、時間内に通過できなかった生徒はその場で停止、各自電車で帰宅となります。
久喜関門で停止になる生徒も多く、生徒の間では「久喜マラ」とも呼ばれています。
 
踏切を渡ると、鈴木梨園さん。毎年ご厚意で生徒のために梨を準備していただいておりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
 
久喜関門 陸上部の生徒が役員としてお出迎え。
 
生徒の顔にも疲労が見えます。

久喜から幸手関門を抜けると、新幹線高架下を通過する阿佐間・幸手線があります。
見通しのよい長い一本道で、疲れてきた生徒にとっては、精神的にもつらい道でもあります。
 
東武日光線の踏切前を左折し、栗橋の商店街へはいると、最後の関門である栗橋公民館が現れます。
 
 
 
まだまだ元気(?)

この栗橋関門は浦高から42.4km地点となります。フルマラソンの距離を超えたわけです。
ここから古河までは約8km。最後の渡良瀬土手を6km走ることになりますが、大利根準関門には補給場所もなく、生徒にとっては精神的にも辛い最後の難所となります。
土手沿いでは体育科教員をはじめとした監察役員が自転車で常に巡回します。
 
ついに、茨城県突入!思わず記念撮影したくなるポイントです。
 
 
 

ゴール(古河第一小学校) 浦和高校から50.2km地点。
土手を降りてゴールの小学校まではあと数百メートル。
ゴールでは順位カードをもらって、各自休憩、解散となります。臨時のパン屋さんも営業し、生徒の行列ができます。
栗橋から古河までの間に制限時間を過ぎてしまうと、ゴールはしたものの「延着」というスタンプが押されます。
もちろんリタイアもできますが、時間を過ぎても、最後の力を振り絞り強い意志でゴールに向かう生徒に沿道からは惜しみない拍手が送られます。
 
 
 
 
 
時間内ゴールに喜ぶ生徒。役員席には7つの関門のハンコが押された紙が積まれます。

今年も無事、強歩大会を終えることができました。
ご協力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
2013年強歩大会
~第55回 強歩大会アルバム~


              (過去の強歩大会の様子は,ページ下をご覧下さい)
開会式~スタート
曇天の中、6:50集合


開会式で校長挨拶


準備体操(腕立て伏せ)


校長の合図でスタート


3年生から出発します


この看板も6年目です

 予報では晴天でしたが、比較的雲が多く、生徒にとってはありがたいコンディションでした。もちろん生徒の士気は天候にかかわらず高く、スタートの合図を待ちきれない3年生が校門前でひしめいていました。また今年も、PTAの方々には事前準備から種々の御協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

~岩槻関門(浦高から10.3km地点)
スタート直後、領家交差点
まだまだ元気
東北自動車道を渡ります
柏崎小の裏を抜けて

岩槻関門(岩槻高校)

一年生が大行列に
 学校を出発後、見沼用水路、大宮片柳、東新井交差点を通過、大谷団地、大宮東高校を通過して、東北自動車道を渡ります。
 その後、柏崎小学校、柏陽中学校を経て岩槻関門へ。
 ここが第一の関門です。関門ではトイレや休憩と、保護者の協力による食べ物や飲み物の補給が行えます。
 関門に限らず、コース中の主要な交差点や注意すべき場所には、警察をはじめ、教員や保護者がつき、生徒の安全に留意しています。
 強歩大会は、保護者の方々や、地域の方々のご協力なしには成立しえない行事です。
 
~白岡関門(浦高から21.8km地点)

OB会の声援を受けて(岩槻公園)

東岩槻駅は跨線橋で渡る
御成街道へ

白岡関門、到着
クールダウンのついでに?

学年が入り交じってきました
 岩槻高校から岩槻公園のサイクリングコースを過ぎ、元荒川を渡って御成街道へ。
 岡泉交差点の先、彦兵衛を左折すると、白岡関門、菁莪(せいが)中学校へ到着します。
 この辺りから、生徒に疲れが見え始めます。
 各関門には、保護者の方はもちろん、陸上部やバスケット部など、大会の近い運動部員も「役員」として参加しています。
~久喜関門(浦高から30.2km地点)
 
東武動物公園、通過
 
御成街道はここまで
 
圏央道をくぐります

今年もあります「梨の補給」

関門の太田小学校
水分補給もしっかりと 
 白岡関門から再び御成街道へ入り、上野田まで。その後備前堀川を渡り、ガスタンクそばを通過 、東武伊勢崎線を渡ります。
 久喜市街地をしばらく走ると、久喜関門である太田小学校へ到着します。
 各関門には制限時間が設けられており、時間内に通過できなかった者は、その関門で失格、各自電車で帰宅となります。
 1年生など慣れない者は、この久喜関門で失格になることも多く、生徒の間では『久喜マラ』と呼ばれています。
~幸手関門(浦高から33.7km地点)
久喜・幸手道の歩道を走ります

幸手駅付近の踏切

幸手桜高前に横断幕

幸手関門(幸手中学校)
中では関門スタッフが待機中

役員生徒も真剣です
 久喜関門を出ると、すぐ久喜・幸手道を幸手方面へ向かいます。その後東武日光線の踏切を渡り、幸手関門である幸手中学校へ。
 久喜~幸手間が、関門間として最も短いものです。ここでしっかりと補給、休憩して、次の栗橋関門へ向かいます。
 生徒は、筋肉・関節痛対策としてサロメチールなどを持参し、関門休憩中などに塗ります。
 中にはキネシオテープを巻いてきたり、関門休憩でアミノ酸を補給したりと、現代スポーツ科学も強歩大会に変化をもたらしているようです。
 
~栗橋関門(浦高から42.4km地点)

ALTの先生も旗振りを

新幹線も見守る

日光線をくぐるともうすぐ関門

栗橋関門の横断幕

栗橋関門で最後の調整

いよいよ、終盤戦
 幸手関門の後に待ち受けるのは、新幹線高架下を通過する、阿佐間・幸手線です。見通しの良い一本道で、北風を受け、生徒の体力を奪います。東武日光線の踏切前を左折し、栗橋の商店街へはいると、最後の関門、栗橋関門である栗橋公民館が現れます。
 ここでしっかりと水分を補給しないと、ゴール前の渡良瀬川の長い土手を走りきることは難しくなります。
 とはいえ、すでにフルマラソンにあたる距離を走破している彼らに必要なのは、体力よりもむしろ精神力でしょう。
大利根準関門~渡良瀬川土手(浦高から44.0km地点)
ここでもまだ余裕?

利根川橋で県を超え
利根川の長い土手へ

最後の関門チェック

近くて遠い、通称「青い橋」

6kmの土手を降りると…
 栗橋関門から八坂神社を右折し、利根川橋を渡ると茨城県。いよいよ古河です。
 大利根準関門は土手の上にあるチェックポイントで、ここには補給はありません。
 そこからはひたすら、渡良瀬川土手を進んでいきます。ここだけでおよそ6kmあります。
 2013年は、昼の気温上昇が予報され、生徒の体調不良が心配されましたが、事前の指導や関門での十分な補給体制もあって、昨年並みに多数の生徒が古河まで到着することになりました。
 もちろん、日頃の体育での走り込みや、養護教諭の管理指導、担当校医の全面的なバックアップがその礎となっています。
古河:ゴール(浦高から50.2km地点)

最後の交差点!
 
ゴール!!

7つのハンコが漢(おとこ)の証

体育館に完走者が集う

特設パン屋さんの豊富なメニュー

「終点」の意味が重い
 土手を降りれば、ゴールの古河第一小学校へはあと数百mです。
 ゴールでは順位カードをもらって、各自休憩、解散となります。臨時のパン屋さんが営業し、行列が出来ます。
 各関門ではスタンプカードにスタンプを押してもらい、7時間という制限時間内に、7つ関門のスタンプがすべてそろえば、はれて「時間内完走」です。
 栗橋から古河までの間に制限時間を過ぎてしまうと、ゴールはしたものの「延着」というスタンプが押されてしまいます。
 天候にもよりますが、毎年およそ7割の生徒が古河にたどり着き、足を引きずりながらも誇らしげに帰って行きます。
 2013年度の完歩率も、去年と同じく81%(時間外到着者を含む)でした。今年も昨年と同じく、例年以上の完歩率を維持することができました。


強歩大会アルバム