活動内容としては、去年に続く餌やり、繁殖、培養はもちろんですが、今年は文化祭での展示などにより、活動を浦高内、浦高外にも広めることが出来ました。
そして何より、今年は課外活動が増えました。浦高生物部のみならず、他校との交流などもあり、部員にとってはとても良い経験になったと思います。今後の活動としては、小学生講座、浦和一女との合同観察会などがあります。
日々精進し、努力していこうと思います。
生物部 活動報告
【生物部】3校合同ムササビ観察
こんにちは。浦和高校生物部です。
12月22日(日)に高尾山に登り、シダ植物とムササビの観察会を浦和第一女子高校、春日部高校生物部の皆さんと合同で行いました。この観察会は、一昨年の浦和一女との合同行事から2年ぶり、今回は3校合同という形で実現することができました。
午後から高尾山口から3号路を登り始め、歩きながらシダ植物を中心に植生を観察しました。山頂で富士山に沈むダイヤモンド富士を観察し、16時40分過ぎに薬王院に到着し、そこで夜行性のムササビが飛ぶのを待ちました。今回は人数が多かったこともあり、宿坊と広場の2か所に分かれての観察になりました。16時32分の日没を迎えてから40分が過ぎ、17時15分ごろに、宿坊の屋根から1匹が現れ、飛ぶのを確認されました(写真)。それから少し遅れて17時25分ころ広場からとびました。だいぶ人が多く警戒されたのか、スギの枝を揺らしながら登り、かなり高いところから北側へ飛んでいきました。
また、下山途中、下山路が終わり住宅地に入るあたりの林内でムササビがグルグルと鳴いていました。二匹いたようです。頭上にいたのと、少し離れたところにいた個体とが10分ほど鳴き交わしていました。一頭がその場を離れたので、頭上のもう一頭も飛んで離れました。離れた際に数名の生徒が飛ぶ姿をみることができました。駅まで目と鼻の先のような場所まできて、すぐ近くで鳴き交わす場面に遭遇できたことに、一同興奮した夜となりました。ムササビも我々、埼玉県民のためにわざわざ下で待ってくれていたようです。
ムササビを計3回、そして近くで鳴き交わす様子も音を通じて観察でき、大変充実した合同観察会でした。
生物部 浦和一女生物部とムササビを見に行きました
こんにちは。浦和高校生物部です。
12月26日(月)に高尾山に登り、シダ植物とムササビの観察会を浦和第一女子高校の生物部の皆さんと合同で行いました。校外活動はコロナの関係もあり久しく行っておりませんでしたが、今回、2校合同という形で実現することができました。
午後から高尾山口から6号路を登り始め、歩きながらシダ植物を中心に植生を観察しました。16時30分過ぎに薬王院に到着し、そこで夜行性のムササビが飛ぶのを待ちました。16時34分に日没を迎えてから40分が過ぎ、17時11分に、1匹が巣から現れ、飛ぶのを確認し、2回鳴き声を聞くことができました。また下山途中に姿こそ見られなかったものの、鳴き声を1回聞くことができました。
活動制限が久しかったため、このような校外での観察会を満足に行うことができませんでしたが、今後も少しずつ活動を再開して盛り上げていくことができればと思います。
以下、部長の森田(2年)より報告です。
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12月26日、県立浦和第一女子高校生物部の皆さんと合同で、高尾山にてムササビ・シダ植物観察会を行いました。初めは両校の部員が緊張していましたが、山を登ったり、休憩時のお菓子の交換などをしていくうちに緊張が解れていきました。顧問の先生に道沿いの植生などを紹介していただきながら、薬王院まで登り、そこでムササビが現れるのを待ちました。ムササビ観察の際には皆が集中して木を見つめていました。寒い中待っていた甲斐があり、ムササビが現れ、鳴き声をあげた時はとても嬉しかったです。生物が好きな人間同士で和気藹々と話しながら交流することができ、大変充実した一日でした。是非また他校との交流を深め、部員達の経験を増やしていきたいです。
生物部 一女生物部と合同で秋ヶ瀬公園の生物観察会を行いました。
こんにちは、浦和高校生物部です。

先日に引き続き、浦和一女の生物部と合同観察会を行いました。


生物部の部長より以下報告致します。


ゴールデンウィークも終わりの5月6日、 再び一女生物部と合同で秋ヶ瀬公園での採集と観察会を行いました 。
今回は浦和高校側からはからは新入生を含む6名、 一女生物部から4名が参加しました。
活動は基本的に自由行動として、 各自が観察や採集を楽しみました。 午後にはガビチョウの声も聴くことができました。
その際ガビチョウが特定外来生物だと知ったときは驚きましたが。
各自が採集の活動と一女生との交流をすることができました。 このいい流れを切らすこと無く今後も活動したいと考えています。
生物部 新歓自然観察会を一女と合同で実施しました。
こんにちは、浦和高校生物部です。
4月30日(月)浦和高校生物部は、浦和第一女子高校生物部と合同で、新歓自然観察会を実施しました。
浦和高校から6名の生徒が、浦和一女から6名の生徒が集まりました。



午前中は、野鳥観察。午後は砂浜で生物採集を行いました。
今回の新歓行事について、生物部部長の高井君が報告します。
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ゴールデンウィークが始まるこの頃、今年度初の野外活動として、 4月30日に浦高生物部と一女生物部の合同で葛西臨海公園におけ る自然観察会を行いました。 午前は鳥類園で、当日の管理を担当していた方に、 この地域の重要性や今見られる鳥たちの説明を受けたあと、 実際にそれらを探索しました。都心のごく近く、 年間2万羽以上の野鳥が舞うこの場所で普段まず見られないシギ類 やカワウ、 ミヤコドリを観察できたことは貴重な経験となりました。 午後は浜辺へ移動し、干潟での潮干狩りや、 一女部員と協力した魚捕りなど、 各々が思い思いに一女生との交流と生物採集を楽しみました。 潮の戻りと同時に活動を終了し、葛西臨海公園をあとにしました。 参加したメンバーにとって、 生物への深い理解に繋がる活動になったと考えています。また、 今回の合同研修を通して形成されたネットワークを無駄にせず、 今後も一女との交流を維持し、さらに輪を広げたいと思います。


生物部 コーセー基礎研究所訪問 ~iPS細胞を観察しました~
こんにちは。浦和高校生物部です。
7月5日(水)に、コーセー基礎研究所に勤める浦和高校生物部OBの加治先生を訪ねました。加治先生のお話と研究材料であるヒトiPS細胞を観察しました。副部長の金原(2年)による報告です。
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二次考査が終わった翌日の7月5日の放課後、生物部を主として9名、浦校生物部OBである加治和彦先生の研究所を訪問しました。
まず、iPS細胞の説明や加治先生の研究について30分ほど話を聞きました。加治先生の例えを用いた分かりやすい説明により、難しいことを簡単に理解することができ、今まで遠い存在であったiPS細胞を身近に感じる事ができました。
その後は実際に生のiPS細胞を見せて頂きましたが、普段使う顕微鏡とは異なり、下からのぞく仕組みの倒立顕微鏡で見ました。思っていたよりも少し小さく感じられましたが、そこには写真でよく見たことのあるiPS細胞がありました。ほかにも普段見る事ができないような高価な機械を見せて頂いたり、学校の授業では聞く事ができない研究者ならではの話を聞いたりすることができました。
定年を超えても頑張っている先生の姿を見て、「僕たちも頑張らなくては!」と刺激を受けました。これから迎える夏休みも合宿などいろいろなことに取り組んでいこうと思います。
(写真 1枚目:加治先生による講義、2枚目:iPS細胞、繊維芽細胞の観察、3枚目:iPS細胞の冷凍保存の紹介、4枚目:iPS細胞(中央の小さな点が1個の細胞))
生物部 春の自然観察会
3月25日(土)に、浦和一女生物部と合同で、神奈川県三浦半島に春の自然観察会に行ってきました。新部長による報告です。
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春休みが始まって間もない3月25日、
普段"海なし県"で生活している我々にとっては、
また、京急油壺マリンパークにも行きました。
今回の合同研修を通して、良い刺激を得ることができました。一女は浦高生物部の数少ない交流相手の一つであるので、
【生物部】理科教育研究発表会
生物部は、地学部とともに、2月18日(土)に埼玉大学で行われた、平成28年度 埼玉県理科教育研究発表会(高等学校の部)にて発表を行いました。
今回は2年生の2つの研究を口頭発表しました。
一つは「光によるプラナリアの体色変化」、もう一つは「身の回りのものの抗カビ効果」でした。
2つの発表とも素晴らしく、前日遅くまで議論を重ねてきた成果が現れたと思います。
この発表会を通して、科学的考察とはどういうことかを学ぶことができたのではないかと思います。そして、それは大学やその先の進路にも必ず生きてくると思います。
プラナリアの体色変化
身の回りのものの抗カビ効果
生物部 サケの放流
こんにちは、浦和高校生物部です。

今回は、サケの稚魚の放流について報告します。


今年も、12月に桶川西高校からシロサケの卵を50個ほど頂いてきました。そのシロサケも順調に育ち、40匹以上が5~6センチの大きさになりました。サケ特有の斑紋もくっきり見えます。


2月11日秋ヶ瀬取水堰にて、荒川にサケを放す会の人達と一緒に、稚魚を放流してきました。

桶川西高校の皆さんたちと一緒に記念写真を撮りました。また来年も交流を深めていきたいと思います。
生物部 夜間昆虫調査開始
こんにちは、浦和高校生物部です。
夏休みに入り、本来なら校外合宿・・・山へ海へ・・・と行きたいところですが、部員全員の時間調整ができず、困っていました。
そこで、部員が一番集まりやすい場所は・・・知恵を絞った結果、浦和高校で夜間昆虫採集をしようということになりました。狙うは、浦和高校の屋上から見える、『見沼田んぼ』や、埼スタに向けた台地の縁にある『斜面林』から飛来する昆虫たち。
浦和高校の屋上までやってくることはできるのでしょうか・・・
部員たちは暗くなる前に、トラップを仕掛けます。
横に見える建物は、新都心のビル群です。
この日は風が強く、屋上に現れたのは、カメムシなど僅かな昆虫でした。
そこで、8時に見切りをつけ、べんたろう池のある中庭の地上へ移動。
閉鎖空間に近い中庭ですが、風の影響を受けない方で再度チャレンジしました。
結果は・・・でしたので、2週間後、再度、場所を変えて挑戦する予定です。
結果は浦高祭で報告いたします。こうご期待!!
生物部 浦高と一女を結ぶ絲調之路
こんにちは、浦和高校生物部です。
現在生物部では、カイコを飼っています。
今月の初旬、浦和第一女子高校の生物部の皆さんが、一女祭の宣伝とあわせて本校生物部を訪ねてくれました。そこで、一女の生物部さんにお土産として、本校生物部が飼育しているカイコを一部お分けしました。
一女にあるクワの木だけでは、エサの葉が賄えないということで、浦高にあるクワの葉を定期的に取りに来ることになりました。
近隣の学校の生物部と定期的に交流することで、お互い良い刺激を受け、何か発展的な研究ができると良いですね。
カイコの解剖の様子です
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