1年次 学問研究

1年次の総合的な探究の時間では、自分の興味関心を知り、探究的な態度・スキルを身につける期間と位置づけられています。

自分の身近なことから「問いの立て方」「アウトラインの作成」「発表の仕方」「データ分析」など、探究スキルの基礎を学びます。1年間で3~4回の小さな探究のサイクルを回します。身近な問いを元にしたレポート、輪読、地理や家庭科など各教科とも連携しながら探究的スキルの習得と興味関心のある分野を模索します。

 

前期:問いの立て方を学び、自己の興味関心の方向性について知る。

1 全体説明・立ち上げ指導

2 学部学科研究(教員・OB)

3 問いの立て方・発表の仕方講座(レポート作成講座①②)

① 外部講師による講義

② 学部学科研究をもとにアウトラインの作成

③ 3年次によるアドグル・個人探究発表会

④ 発表の仕方講座(レポート作成講座③)

 

後期:多様な機会に触れ、自己の興味関心を模索する。

1 学習発表会(各教科の学習内容・地域調査等をもとに発表)

2 本の輪読(推薦図書)

・担当教員のもとで輪読

   ・輪読レポート作成

   ・輪読レポート発表

3 データの扱い方(レポート作成講座④)

4 最終レポート作成

5 2年アドグル発表会に参加

 これらの取り組みは、生徒たちが「自分の興味関心はどこにあるのか」「どういう個性を持っているか」「自分の適性は何か」を考え、自己の将来のイメージ、それに向けての大学、学部の選択、それに対応した浦高での単位の選択を行うためにとても重要な役割を果たしています。

2年次 アドバイザリー・グループ
2年次においても、1年次を踏まえて以下の「3つの柱」によって実施されています。
 (1)進路ガイダンス…生徒の進路実現に向けての導入期指導とプランニング。
 (2)学習カウンセリング…日常の学習における動機付けと個別指導。
 (3)論文指導…長期的視野に立った、論理的文章能力習得の指導。


(1)「進路ガイダンス」
 ①「進路希望調査」「学習実態調査」
 入学時より定期的に実施している「進路希望調査」を通じて、生徒の志望大学の傾向を把握し、高い目標設定によって生徒個々の可能性を伸ばし、進路実現を可能とすることを意図しています。
 難関国公立大への現役合格のためには、継続的な家庭学習が不可欠であり、定期的に「学習実態調査」を行い、生徒の家庭学習の状況を把握することに努めています。平日2時間以上の家庭学習を目標とさせ、面談等でくり返し指導しています。
 ②進路プランニング(10~11月)
 志望大学の具体化と併せて、志望大学の前年度の合格ラインを認識させ、同時に、前年度の問題を解くことで現在の自分の力を明確にします。合格ラインまでに、どんな力が、どのくらい不足しているかを具体化し、それに基づいて、受験までの学習プランを具体的に設定します。
 ③3年次科目選択
志望大学、学部を具体化させ、センター対策、2次試験に対応した科目を中心に履修科目を決定します。単位制である本校のメリットを十分に活用します。

(2)「学習カウンセリング」
 2年次担任が1年次担任から面談記録を引き継ぎ、生徒一人ひとりの学習実態の把握と、カウンセリングを行います。客観的な現状把握と志望校の具体化を進め、合格に向けてどのように取り組むかを生徒とともに話し合います。

(3)「アドバイザリーグループ(アドグル)による論文指導」
年度を前期、後期に分けて、各期7~9回で実施します。担当教員が各々のテーマを設定して生徒を募集する-アドバイザリーグループ(アドグル)。生徒は自分の興味関心に沿ってアドグルに登録し、担当教員(アドグルリーダー)の下で調査研究を行います。前期、後期それぞれ別のアドグルに登録し、各期の最後に各自が選んだテーマに沿って論文を執筆し提出します。論文執筆に当たっては、1年次の学問研究論文作成の手順を踏まえ、論理的文章の構成を意識して作成させます。年間を通じて、生徒は2本の論文を提出することが義務づけられています。各アドグルリーダーが、それぞれ優れた論文を推薦し、その中から選考されたものを「アドグル論文集」としてまとめています。

以下、過去のアドバイザリーグループの講座内容を紹介します。