定時制トピックス

硬筆展

12月13日(金)、生徒会主催の硬筆展が開かれました。

生徒たちは11月中のLHRの時間を使って、それぞれ自身の納得のいく作品を書いていきました。硬筆は字数もそれなりにあるため、集中力の問われる作業でした。そのため集中力向上につながるものとして毎年、実施されています。

12月13日はテスト最終日で、2限の時間に鑑賞会を実施しました。各学年の作品を廊下に展示し、生徒たちが学年ごとにベスト3まで決めて、Googleformで投票しました。

互いに作品を見合うことで、学年を超えた生徒同士の親睦にもつながりました。

投票結果は2学期の終業式で発表される予定です。そこで優秀賞者が表彰されます。

スポーツ大会

12月2日(月)、スポーツ大会が開催されました。

例年は球技大会という名称で開催されていたこの行事は、今年度の生徒総会でスポーツ大会に改称されました。球技に限らず、多様な競技をやっていきたいという思いからです。

今回のスポーツ大会の競技はバドミントンでした。生徒会役員と有志が企画・運営をしました。普段やらない競技のため、体育の授業も活用しながらルールの確認や大会の進行について事前の準備を進めてきました。

個人のトーナメント方式で行われ、体育館で6面分のコートを使い進められました。主審と線審を生徒たちが分担して行い、それぞれが大会の進行に関わりました。最後には1位から4位が決まり、表彰状を受け取りました。

あまりなじみのない競技ではありましたが、生徒たちは空いたコートで練習するなど、競技を楽しんでいました。新しい試みでありながら、参加者の思い出に残る大会になったと思います。

全校校外進路行事

11月29日(金)、1・2・3年生を対象に全校校外進路行事を実施しました。

今年度も専門校・大学・企業へ、それぞれバスを利用して訪問しました。

最初の訪問先は春日部高等技術専門校です。社会で必要とされている技術を身に着けるためには、出来るようになるまでやるという当たり前の努力が不可欠であることを生徒たちに伝えていただきました。

また金属加工科・電気設備管理科・自動車整備科の実習場所を回りながら、どんな技術が身につくのかをそれぞれ丁寧に説明していただきました。生徒たちは社会で活かせる技術、必要とされ続ける技術を知り、真剣に話を聞いていました。

2つ目の訪問先は埼玉学園大学です。学校紹介では各学科で学ぶことのできる具体的な内容を説明していただきました。大学に進学したくても、何を学びたいか定まっていない生徒たちにとって、今後の指針になるような話でした。

また少人数のグループにわかれて、現役の学生さんたちにキャンパスツアーをしていただきました。実際に学んでいる学生ならではの話は、大学とはどういう場所なのかを想像しやすくさせてくれました。また学食で昼ごはんを提供していただきました。

3つ目の訪問先は株式会社福祉の街です。介護の仕事について、そのやりがいを丁寧に教えていただきました。スタッフさんたちがそのやりがいを互いに共有し、実際に働いている様子を見て、生徒たちは介護の仕事について深く知ることができました。

訪問入浴のサービスについて、実際に使用している専用の訪問入浴車と浴槽を見て、どのように介護をしているのかを見させていただきました。スタッフさんそれぞれから介護の仕事への並々ならぬ愛情を感じ、働くことの意味を考えるきっかけになりました。

どの訪問先でも一貫して、自分自身の意欲が進路先では欠かせないということを感じとることができました。今回の行事を通して、今後の進路について、より一層丁寧に考えていくようにしましょう。

春日部高等技術専門校、埼玉学園大学、株式会社福祉の街の皆様、ありがとうございました。

キャリア教育プログラム

11月13日(水)、認定NPO法人育て上げネット様との連携によるキャリア教育プログラムを実施しました。

生徒の人間関係作りの具体的な指針を提示することで、生徒一人ひとりのコミュニケーション能力を高め、生き方を深く考えさせることを目的として行っています。このプログラムは1年生から継続して3年間実施します。

 

1年生は「ライフコネクション(孤立化予防のキャリア教育プログラム)」を実施しました。

人生で起こりうる想定外のハプニングに対して、相談できる場所はたくさんあり、自分からSOSを発信してもいいんだということを、カードやシートを使って楽しく学ぶことが出来ました。

 

2年生は「MoneyConnection®(金銭教育プログラム)」を実施しました。

生きていく上で必要になるお金について税など含めて具体的な話を学ぶことができました。将来のことを考えて、必要な貯金や進路の選択を慎重に選ぶための機会を得ることができました。

 

3年生は「モバイルコネクション(職業適性プログラム)」)を実施しました。

ある製品について、それが販売されるまでに関わる業種について考えました。この活動を通して、やりたいことと出会うための情報に触れる機会を増やし、将来に向けてできることを考えるようになりました。

この教育プログラムは3学期にも実施する予定です。

育て上げネットの皆さん、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

第2回全校校外行事~東京遠足

11月11日(月)、第2回全校校外行事に行ってきました。

今回は東京駅丸の内広場に集合して、約3時間半の班別行動をとり、最後に東京タワーに集合して見学をするというスケジュールで実施しました。

日本の政治・経済の中心地である東京を各班が自分たちで行きたい場所を調べて、各施設を回りました。東京駅から歩いて、皇居周辺にある国会議事堂や警視庁、日比谷公園に帝国劇場、憲政記念館や靖国神社、少し電車で移動して上野公園の美術館を訪問する班もありました。

東京タワーではメインデッキに昇り、歩いてきた東京の景観を上から眺めたり、階段で降りるのに挑戦したりと多くの見どころを満喫していました。

本校ではソーシャルスキルトレーニングの一環として、現地集合・現地解散で校外行事を進めます。生徒たちは東京での学びをしながら、集団で動くときの練習もしていきました。

今回の行事で学んだ成功も失敗も次につなげられるように、それぞれ振り返りまでしっかりと行いました。今後の生活に活かしていきましょう!

健康教室

11月7日(木)、健康教室を実施しました。

今年度のテーマは「デートDV防止講座~相手を尊重した付き合い方を学ぶために~」です。NPO法人レジリエンスの方に講師を務めていただきました。

DV(ドメスティック・バイオレンス)はいじめやパワハラと同じく人の尊厳を傷つける行為です。そういった行為をすべてなくすための1つのヒントとして、DVを未然に防止するための人との付き合い方を学びました。

3組中1組に起きているというDVについて、生徒たちは自分ごととして考えるきっかけを得ることが出来ました。また何かあったときに相談するときにも、相談相手との相性が良くないことがある。そのため最初の一回で諦めずに何度でも相談し続けることの大切さも学ぶことが出来ました。

相手を尊重した付き合い方は社会に出てからも必要なスキルだと思います。今回の講演を機に改めて人との付き合い方を考えていきましょう。

講師の先生、ありがとうございました。

給食試食会・保護者会

11月6日(水)、本校で給食試食会と保護者会を実施しました。

1限に各学年の授業見学をしました。その後、食堂に集まり定時制の給食について説明がされてから、参加者で給食を食べました。夜間の定時制ならではの給食に保護者の方々も興味津々で、最後には「美味しかったです」というコメントをいただきました。

給食は定時制課程において生徒たちの体調管理に加えて重要な食育の場でもあります。4年間の給食を通して、多くのことを学んで欲しいです。

その後の保護者会では、参加者それぞれの自己紹介と学校活動の説明・質疑応答、保護者同士の懇談が行われ、温かい雰囲気で会が終了しました。

保護者の皆様におかれましては御多忙の中、授業見学・給食試食会・保護者会にご参加いただきましてありがとうございました。

また、平素より本校の教育に格別なるご理解とご支援を賜り、心より厚くお礼申し上げます。

今後とも浦和高校定時制をよろしくお願いいたします。

*給食のメニュー

「からあげ丼、切干大根のごまマヨ和え、かきたま汁、寄居みかんゼリー、牛乳」

HP作成者が失念し、寄居みかんゼリーが写真に入っていません。

定通バスケットボール県民総合スポーツ大会

10月13日(日)、戸田翔陽高校にて定通バスケットボール県民総合大会が行われました。

本校からは生徒4名が出場し、飯能高校・吹上秋桜高校・わせがく夢育高校と合同チームを組みました。

初戦は前半に苦戦したものの、後半に逆転し一回戦突破を果たしました。同日に2回戦が行われ、こちらは惜しくも敗退となりました。連戦で体力的にも厳しくなる中、4校合同で集まった人数を活かして交代をしながら、互いに励まし合って試合に臨んでいました。

バスケ部として公式戦に参戦するのは数年ぶりではありましたが、生徒たちそれぞれが勝利と敗北を経験し、今後の糧になった思います。これからの人生に活かしていきましょう。

対戦した高校のみなさん、応援していただいた方々、そして合同チームを組んだ飯能高校・吹上秋桜高校・わせがく夢育高校の生徒たちと先生方、ありがとうございました!

 

2学期全校進路行事

10月2日(水)、2学期の全校進路行事を実施しました。例年通り、今年も1・2年生と3・4年生に分かれた活動を行いました。

1・2年生は一般社団法人スクール・トゥ・ワーク様によるキャリア教育プログラムに参加しました。生徒たちのバックグラウンドに近い若手社会人の方々の講演を聞きます。その後、グループに分かれてそれぞれの講師の方と対話を重ね、今後の自分たちのキャリアについて考えるきっかけを得ることが出来ました。

就活など進路活動に必要な情報を調べ、自らの進路を自らで選び、自分にとっての“成幸”とは何かを模索していく。高校の4年間で様々なことにチャレンジして、大いに悩みながら進路を決めていってほしいです。

3・4年生は株式会社ライセンスアカデミー様との共催による面接の練習会に参加しました。大学進学・専門学校進学・就職をそれぞれ希望する生徒たちにとって、実践的な練習の場となりました。面接における基本動作の確認・練習、面接で頻出の質問事項への対応など、具体的に課題をあげながら、チェックリストを通して改善点を自覚しました。

3年生は来年度の進路に向けて、まだ慣れていない面接に苦労しながらも挑戦していました。4年生は現在進行形で準備しているものを実践しました。4年生の中には進路活動を終えている生徒もいましたが、3年生への良い手本として参加してもらいました。

面接は入念な準備が必要ということを身をもって理解することが出来ました。

プログラムを実施していただいたスクール・トゥ・ワークおよび面接練習をしていただいたライセンスアカデミーの皆様、ありがとうございました。

サッカー部大会2回戦

9月29日(日)、サッカー部が飯能高校と合同チームを組んで、県民総合スポーツ大会兼関東地区高等学校定時制課程通信制課程サッカー大会2回戦に出場しました。会場は狭山緑陽高校、対戦校は大宮中央高校です。

結果は0‐6で敗退となりました。しかし、選手たちは相手チームの得点が重なっても下を向かず、互いに声を掛け合いながら最後まであきらめませんでした。選手全員が自分たちのプレーを貫き、最後の最後までボールを追う姿は頼もしい限りでした。

4年生にとってはサッカー大会の公式戦最後の試合となりましたが、悔いなく終わり、やり切った表情をしていました。

そして今年度の春から作られた合同チームでしたが、何度も練習を繰り返して紡がれた団結力と協調性が、今大会の集大成で発揮されました。ここでの経験を今後も活かしていってほしいです。

対戦していただいた大宮中央高校のみなさん、応援していただいたみなさん、そして合同チームを組んだ飯能高校の選手たちと先生方、ありがとうございました!