定時制トピックス

2学期始業式を行いました

9月1日(金)、視聴覚室で2学期始業式を行いました。生徒はみな元気に登校し、開始予定時刻前に会場に集合すると、落ち着いた雰囲気の中で開式を迎えました。校長講話では、社会の変化が加速し、複雑化を極める中でも、より的確な判断を下し対応して生きていきたい。多くの様々なことに関心を持ち、思考の幅を広げていこうと、今学期の努力の方向性が示されました。生徒指導講話では、新学期が始まるこの時期、心の不調に陥る生徒が多く見られるが、先生や家族、友人に加え、様々な相談窓口が君たちの力になってくれると、危機への対応について話されました。また、防災訓練「シェイクアウト埼玉」に全校で真剣に取り組みました。

 

   

 

クリーンアップ作戦を行いました

夏季休業に入った7月21日(金)、学校周辺地域の清掃活動「クリーンアップ作戦」を行いました。これは生徒会が主催し、生徒が自主的に参加して奉仕活動を行うもので、生徒・教職員、合わせて10数名が集いました。16時40分過ぎ、2班に分かれて学校を出発し、住宅街の路地や、公園・遊歩道のfごみ回収に汗を流しました。終了後、参加生徒たちは学年の枠を超えて交流を深めていました。

  

  

着衣泳を行いました

7月18日(火)、在り方生き方教育の一環として、着衣泳を行いました。「着衣永」とは文字通り、普段の衣服を着たまま水に入って泳ぐものです。日常生活の中で、突然の災害や事故で水中に投げ出されたらどうなるのか、衣服を着たままで水中を移動するにはどんな難しさがあるのか、顔を水から出して沈まないようにするにはどうすればよいのか、などなど生徒一人一人が実際に体験して学ぶ機会になりました。

この授業では、全日制課程で水泳部顧問をされている先生に講師を依頼し、安全確保に十分に注意を払いながら実施しました。授業が進むにつれ、生徒たちは体を浮かせたり、ビニール袋を緊急の浮き具に使うなど、対処法を身につけていきました。併せて、命を守ることについて考える機会にもなりました。

  

  

1学期期末考査が始まりました

 7月7日(金)、本日から12日(水)までの日程で、1学期期末考査が始まりました。すべての生徒が今学期の学習成果をしっかりと示し、自分で納得のいく得点を取ってくれるよう願っています。写真はテスト開始直前の様子です。

期末考査に向けた学習会を実施しています

7月7日(金)から1学期期末考査が始まります。それに先立ち、1週間前の6月30日から考査に向けた勉強会が、始業前の16時30分から生徒会室で始まりました。生徒は自主的に早く登校して参加し、仲間と励まし合いながら、自身で立てた計画に従って試験勉強を進めます。わからなくなった時や疑問がわいた時には、学習サポーターが支援します。期末考査期間に入ってからも勉強会は引き続き行われ、考査期間最終日まで、生徒たちは全力で試験勉強に取り組みます。

「総合的な探究の時間」紹介 第7回

浦和高校定時制課程の総探の取組をシリーズで紹介しています。

今回は、講座G「オリジナル辞書を作ろう」についてです。本講座では、まず1学期に、講座担当の先生による(入門レベルの)言語学講義を受講し、ことばを研究対象として見るスタンスを獲得します。その後2学期からオリジナル辞書の作成に取り掛かります。生徒一人一人が自身の興味・関心に基づき、例えば「ファッション」「クラシック音楽」「旅行」などジャンルを定め、そのジャンルに秀でた国や地域の言語に焦点を合わせて関連語彙を収集し、和訳辞書を作成していきます。フランス語のファッション用語辞典、ドイツ語の音楽用語辞典、スペイン語の旅行会話辞典など、楽しく創意工夫を凝らし、実用性も高い作品が創作されます。

1学期8回目となる今回は「形態素」というトピックで講義が行われました。意味の最小単位として形態素という概念が示された後、さらに語彙的形態素と文法的形態素への下位分類に話は進みました。一定の基礎学力を前提とした内容でしたが、枝葉を巧みに整理した講座担当の先生のレクチャーによって、生徒はきちんと消化しながら、次回までのアサインメントに取り組んでいました。

今年度登録した生徒は、「ことば」が持つ力、抽象的概念や複雑な事象を整理・体系化し、他者との共有を可能にする力に関心を持ち、探究してみたいと思ったと話してくれました。

  

   

 

球技大会を開催しました

6月23日(金)球技大会を開催しました。生徒会が主催する行事のひとつで、事前の準備から当日の運営まで、しっかりと全校生徒をリードしました。大会当日は、生徒会長による開会の言葉で始まり、教頭挨拶ののち、副会長選手代表挨拶があり、その後、競技種目であるドッヂボールのルール説明をデモと図解を駆使して丁寧に行いました。試合は、全校生徒を縦割りした4チームのトーナメント戦で覇を争いました。優勝はBチーム、MVPには2年生が選ばれました。生徒たちはスポーツマンシップに則り、熱く、かつ冷静に楽しみ、満足度の高い大会となりました。

  

  

  

「総合的な探究の時間」紹介 第6回

浦和高校定時制課程の総探の取組をシリーズで紹介しています。

今回は、講座F「親しみやすい英語を見つける探究」についてです。

本講座では、世界に広がる英語、英文の海の中から、生徒が自身の興味・関心によって定めたテーマに従い、ワード、フレーズ、アーティクル等をコレクションし、考察を行っていきます。講座担当の先生の例示では、スペルと発音の乖離-他言語との比較、類義語間の差異、造語を含む商品名等に込められた意味など、とっつき易い入口ながら、奥は深い研究例が紹介されました。

今年度登録した生徒は、皆英語に関心を持ち、それぞれにテーマを定めて探究を進めています。映画のタイトルに着目し、原題と邦題とを比較・考察して制作側の意図を読み取っていこうとする者、サッカーに関する専門的なアーティクルをひたすらコレクションしている者など、プレゼンテーションが楽しみです。

  

  

  

  

「総合的な探究の時間」紹介 第5回

浦和高校定時制課程の総探の取組をシリーズで紹介しています。

今回は、講座E「トレーニングルーム」についてです。本校では全校生徒の約6割が運動部に所属し、日々活動しています。体育に関心を持ち、運動欲求が強い生徒もおり、本講座は最も登録者数が多くなっています。

本年度は、生徒間で協議し、競技を4種目(バスケットボール、フットサル、バドミントン、ドッヂボール)選択しました。総探の時間1回ごとに4種目をローテさせ、実施してきています。また、初回には講座担当の先生から「筋力トレーニング」の方法について解説もありました。生徒個々が自身の探究テーマを定め、深めていきます。

  

   

全校校外進路行事を実施しました

6月7日(水)、大宮ソニックシティで行われた合同進路相談会に全校生徒が参加しました。これは、県内の高校生、特に定時制高校生を対象とした相談会で、企業約25社、大学・短大約10校、専門学校約15校がブースを構え、来場者に企業概要や学校概要を説明したり、参加者からの質問に答えるなど、企業・学校と生徒のマッチングを図るものです。生徒たちは、自身の興味・関心に従い、4ブース程度を回りながら、緊張した面持ちで情報収集を経験していました。外部の説明会に出向き、企業や学校のスタッフと直に接することで、高校卒業後の進路について具体的な情報を収集し、現実的に考えていく機会になりました。