定時制トピックス

「総合的な探究の時間」紹介 第7回

浦和高校定時制課程の総探の取組をシリーズで紹介しています。

今回は、講座G「オリジナル辞書を作ろう」についてです。本講座では、まず1学期に、講座担当の先生による(入門レベルの)言語学講義を受講し、ことばを研究対象として見るスタンスを獲得します。その後2学期からオリジナル辞書の作成に取り掛かります。生徒一人一人が自身の興味・関心に基づき、例えば「ファッション」「クラシック音楽」「旅行」などジャンルを定め、そのジャンルに秀でた国や地域の言語に焦点を合わせて関連語彙を収集し、和訳辞書を作成していきます。フランス語のファッション用語辞典、ドイツ語の音楽用語辞典、スペイン語の旅行会話辞典など、楽しく創意工夫を凝らし、実用性も高い作品が創作されます。

1学期8回目となる今回は「形態素」というトピックで講義が行われました。意味の最小単位として形態素という概念が示された後、さらに語彙的形態素と文法的形態素への下位分類に話は進みました。一定の基礎学力を前提とした内容でしたが、枝葉を巧みに整理した講座担当の先生のレクチャーによって、生徒はきちんと消化しながら、次回までのアサインメントに取り組んでいました。

今年度登録した生徒は、「ことば」が持つ力、抽象的概念や複雑な事象を整理・体系化し、他者との共有を可能にする力に関心を持ち、探究してみたいと思ったと話してくれました。

  

   

 

球技大会を開催しました

6月23日(金)球技大会を開催しました。生徒会が主催する行事のひとつで、事前の準備から当日の運営まで、しっかりと全校生徒をリードしました。大会当日は、生徒会長による開会の言葉で始まり、教頭挨拶ののち、副会長選手代表挨拶があり、その後、競技種目であるドッヂボールのルール説明をデモと図解を駆使して丁寧に行いました。試合は、全校生徒を縦割りした4チームのトーナメント戦で覇を争いました。優勝はBチーム、MVPには2年生が選ばれました。生徒たちはスポーツマンシップに則り、熱く、かつ冷静に楽しみ、満足度の高い大会となりました。

  

  

  

「総合的な探究の時間」紹介 第6回

浦和高校定時制課程の総探の取組をシリーズで紹介しています。

今回は、講座F「親しみやすい英語を見つける探究」についてです。

本講座では、世界に広がる英語、英文の海の中から、生徒が自身の興味・関心によって定めたテーマに従い、ワード、フレーズ、アーティクル等をコレクションし、考察を行っていきます。講座担当の先生の例示では、スペルと発音の乖離-他言語との比較、類義語間の差異、造語を含む商品名等に込められた意味など、とっつき易い入口ながら、奥は深い研究例が紹介されました。

今年度登録した生徒は、皆英語に関心を持ち、それぞれにテーマを定めて探究を進めています。映画のタイトルに着目し、原題と邦題とを比較・考察して制作側の意図を読み取っていこうとする者、サッカーに関する専門的なアーティクルをひたすらコレクションしている者など、プレゼンテーションが楽しみです。

  

  

  

  

「総合的な探究の時間」紹介 第5回

浦和高校定時制課程の総探の取組をシリーズで紹介しています。

今回は、講座E「トレーニングルーム」についてです。本校では全校生徒の約6割が運動部に所属し、日々活動しています。体育に関心を持ち、運動欲求が強い生徒もおり、本講座は最も登録者数が多くなっています。

本年度は、生徒間で協議し、競技を4種目(バスケットボール、フットサル、バドミントン、ドッヂボール)選択しました。総探の時間1回ごとに4種目をローテさせ、実施してきています。また、初回には講座担当の先生から「筋力トレーニング」の方法について解説もありました。生徒個々が自身の探究テーマを定め、深めていきます。

  

   

全校校外進路行事を実施しました

6月7日(水)、大宮ソニックシティで行われた合同進路相談会に全校生徒が参加しました。これは、県内の高校生、特に定時制高校生を対象とした相談会で、企業約25社、大学・短大約10校、専門学校約15校がブースを構え、来場者に企業概要や学校概要を説明したり、参加者からの質問に答えるなど、企業・学校と生徒のマッチングを図るものです。生徒たちは、自身の興味・関心に従い、4ブース程度を回りながら、緊張した面持ちで情報収集を経験していました。外部の説明会に出向き、企業や学校のスタッフと直に接することで、高校卒業後の進路について具体的な情報を収集し、現実的に考えていく機会になりました。

  

  

  

  

  

生徒総会を開きました

6月6日(火)2時間目、生徒総会を開きました。初めに新役員団のお披露目があり、年度当初からすでに行事運営にあたっていた新会長以下7名の役員が正式に活動をスタートさせました。議事はまず、前年度の活動報告及び決算報告が行われましたが、丁寧な振り返りにより昨年度の活動成果が確認されました。次いで本年度の活動方針案及び予算案が提案されましたが、活動スローガンに「皆輪(かいわ)」という造語を掲げ、全会一致で承認されました。「皆輪」は、音(おん)で会話すなわちコミュニケーションをイメージさせ、字義で全校生徒のつながりを表しています。浦和高校定時制の中で互いがつながり、充実感のある学校生活を送りながら、自分自身を成長させようという意志を込めた言葉です。

  

  

保護者会を実施しました

6月2日(金)、1学期保護者会を実施しました。台風2号接近の影響であいにくの荒天となりましたが、皆様、先行する授業参観から参加いただき、保護者会は熱心な空気の中で行われました。

校長挨拶に続き、学校側から本校の教育活動の状況や給食、その他について説明させていただきました。その後、保護者の方から、学校ホームページに掲載されている教育活動についてのご質問や、大学進学に伴う奨学金制度についてのご相談をいただき、有意義な懇談の場になりました。

11月に、2学期保護者会を予定しています。

本日の授業及び保護者会について

 本日(6/2)の授業及び保護者会については、今後の天気予報や交通状況等を考慮したうえで、当初の予定通り実施いたします。

 生徒の皆さんは、安全に十分に注意して登校し、くれぐれも事故にあわないよう、無理をしないようにしてください。また、保護者会等参加予定の皆様におかれましても、無理をなさらないようにしてください。

給食を紹介します

夜間定時制高校では授業の合間に給食があります。栄養士等の専門職員が、本校生徒の実態を踏まえて献立を考え、毎日校内で調理を行い、栄養管理された温かくおいしい食事をリーズナブルな価格で提供しています。ある日の給食を紹介します。後日、保護者の皆様を対象とした試食会実施を検討しています。

6月1日(木)

メニュー:ご飯、酢豚風、中華スープ、手作りブドウゼリー、牛乳(熱量757kcal タンパク質27.9g)

専門的な工夫:酢豚は、揚げ油の高騰を考慮し、揚げる酢豚ではなく、炒める「酢豚風」にしました。酢豚の材料である干し椎茸(どんこ)の戻し汁を中華スープに使い、出汁を濃くすることで、旨味を増すとともに塩味を感じやすくして塩分控えめを実現しました。また、デザートのゼリーは、市販品を購入せずに手作りすることで、本校生徒の好みに合う食感や甘味の強さを追求しました。

 

教育面談を実施しています

6月1日(木)・2日(金)・5日(月)・6日(火)・8日(木)の5日間、1学期教育面談を行っています。保護者の皆様にご来校いただき、生徒・保護者・クラス担任による三者面談で、生徒の成績や出欠ほかの状況について報告させていただくとともに、進路についてご希望を伺い、情報交換をさせていただく予定です。その他のご相談にも対応させていただき、有意義な面談になりますよう、務めさせていただきます。

11月にも2学期教育面談を予定しています。