浦和高校の今をお伝えします!
Topics 第74回入学式
Topics 着任式・始業式・短期派遣報告
今年度もよろしくお願いいたします。
Topics SGHデンマーク短期派遣
SGH事業の一環で、昨年度のウィットギフト・デンマーク派遣を拡張し、3月22~29日(6泊8日)の日程でデンマーク課題研究プログラムを実施しました。1年生8名、2年生8名が参加し、デンマークの「都市計画・環境・農業・教育・医療福祉」について現地の方々に話を伺い、学んできました。
初日の22日は現地時間の午後16時にコペンハーゲンに到着し、市内を少々散策して美しい街並みを眺めながら夕食をとりました。2日目は朝から早速課題研究です。デンマークの著名なデザイナーであり、昨年もお世話になったトーマス・シグスガードさんの案内で、「都市計画」についての話を伺いながらの市内フィールドワークを行いました。
(左)市内は自転車道と歩道がきちんと分けられて整備されていました。
(右)伝統的な建築物と新しい建築物の共存について、街の様子を見ながらトーマスさんの話を聞いています。
(左)一般市民の方がご厚意で古い建物をリノベーションした自宅に招いてくださり、室内を見学させていただきました。
(右)コペンハーゲンのニューハウン。カラフルで瀟洒な街並みを堪能しました。
トーマスさんのオフィスにて。デザインの仕事について、貴重なお話を聴く事が出来ました。
3日目の午前中はコペンハーゲン大学生2人の案内による自転車ライドツアーです。年代が近いこともあり、皆すぐに打ち解けて話しも弾みました。
(左)クリスチャンボー城にて。有名な人魚姫の像なども見て回りました。
(右)半日という短い時間でしたが、とても有意義な交流となりました。デンマーク流に握手でお別れです。
午後はコペンハーゲンから車で2時間ほどの所にあるロラン島に移動しました。この日の夜は日本の高校に留学経験のあるヤコブ君の家を訪問し、夕食をご馳走になりました。デンマークの方々の優しさに触れ、「ヒュッゲ(Hygge)=人と人とのふれあいから生まれる温かな居心地の良い雰囲気」を感じることが出来ました。
ヤコブ君とそのご家族と一緒に。ヤコブ君とは教育論などの話で盛り上がりました。
4日目の25日は、まず午前中にビジュアル気候センターを訪問し、デンマークの「ミスター・エネルギー」とも呼ばれるレオ・クリステンセンさんから、ロラン島のエネルギーの取り組みなどについてお話を伺いました。デンマークのエネルギー自給についての詳細な話から、日本のエネルギーの今後についてもアドバイスをくださり、示唆に富んだお話を伺えました。
(左)メモを取りながら真剣に話を聴く生徒たち。
(右)世界に110個、日本には東松島市のディスカバリーセンターにしかないという巨大な科学地球儀で、気候変動等の様々な最新のデータを見せていただきました。
午後はオーガニック農場を訪問し、デンマークの「農業」についてお話を伺いました。小規模のオーガニック農園ですが、自分の仕事に情熱と誇りを持って取り組まれていることがよくわかりました。
(左)50年以上も前に建てられた納屋にて話を聞く生徒たち。
(右)シーズン前とのことですが、畑の野菜をその場でいただきました。
(左)この日はリサイクルセンターも訪問しました。説明の間も頻繁に車が入ってきて、一般市民の方がゴミを捨てていきます。
(右)一般家庭から持ち込まれるゴミは40種類以上に分別され、無駄なく再利用されていきます。
5日目は午前中に訪日経験のある中学生との交流をし、午後は森の幼稚園を訪問しました。事前学習で基本的な知識を学んできているとはいえ、日本との教育の違いを目の当たりにし、大きな驚きと感動を覚えました。
(左)中学生に「浦高」についてプレゼンしました。浦高の行事に大いに関心が集まりました。
(右)3つのグループに分かれ、それぞれの文化や教育の違いについて話し合いました。
(左)テントの中で説明を聴く生徒たち。森の幼稚園ではルールが3つしかなく、大人の都合で子供を制御することはないそうです。
(右)こどもたちは森の中で自由に遊んでいます。浦高生もしばし童心に返って一緒に遊びました。
(左)140機もある洋上風力発電を見学しました(写真では遠すぎて見えませんが)。
(右)地上の風車も間近で見学しました。
6日目は、3日目に晩御飯をご馳走になったヤコブ君のお母様であるメッテさんのご厚意で、甜菜の種の加工工場を見学させていただきました。また、この日は「医療福祉」をテーマとし、午前中に先進福祉施設を訪問体験し、午後はロラン島を離れ再度コペンハーゲンに戻り、都市部の高齢者福祉施設を訪問し、日本の文化である「書道」を一緒に体験してきました。
(左)デンマークの大規模農業について学ぶことができました。
(右)障害者だけでなく健常者も利用できる施設で、五感を使って心身をリラックスさせます。市民一人一人の幸福度を高める工夫の一つです。
(左)ロラン島では現地ジャーナリストのニールセン北村朋子さんに大変お世話になりました。
(右)高齢者の方々に「書道」を体験していただきました。
(左)「丁抹(デンマーク)」の書を体験中。一生懸命に取り組んでくださりました。
(右)施設の方にデンマークの医療福祉について踏み込んだ質問をする生徒たち。
7日目は班別行動でコペンハーゲン市内を観光した後、現地時間の午後16時頃のフライトで帰路につき、29日の昼前に無事帰国しました。充実した研修プログラムで、あっという間の8日間でした。
最初はためらいや緊張もあって発言の少なかった生徒たちも、現地の方々との交流や仲間とのディスカッションを通して一日ごとに積極性が増し、短期間の中でもそれぞれに成長が見られました。今回のプログラムで学んだことと、この派遣の経験を各自が今後の人生に活かしていくとともに、様々な機会を捉えて周囲の生徒等へも研修成果の普及をしてもらいたいと思います。
Topics 3学期終業式
Topics 入試問題研究会(2年次)
2年次の3学期では、各大学を志望する生徒のグループ作りなどを目的とし、入試問題研究会を行っています。各大学の入試科目を調べるところから始まり、実際の過去の入試問題をグループごとに研究しています。お互いの志望動機を共有し、受験までに必要なことをもう一度見つめ直すよい機会にもなります。
3月19日にはこれまで行ってきた研究会の最終回として、この3月に大学に合格した現役生、一浪生の先輩を招き、OB講話を行いました。
それぞれの志望目的に合わせて、2年生はOBの方々に話を聞いていました。
普段の授業の受け方や各教科の勉強法から始まり、入試本番の日の様子やモチベーションの維持の方法など、多岐にわたる質問がありました。
OBの方々は一つ一つ丁寧に質問に答えていました。
(本校の進路行事については、こちらをご覧ください)
Topics 第71回浦和高校卒業式
Topics 剣道大会
Topics 小学校GS授業参加
・浦高生の二人のお兄さんたちが英語の先生と英語を話しているのを見て、自分もがんばれば話せるようになれると勇気がもてました。
・発表で、分からないところをうしろから、こうだよとか言ってもらえて、うれしかった。
・浦高生の二人がモッフォ先生の英語を日本語に通やくをしてくれたので、授業が分かりやすかったので楽しかったです。
・とても楽しくて、英語もよく分かった。来年のGSに向けてやる気が出てきた。ぜひともまたやりたい。
・浦高の人たちが英語を話しているのをみて、英けんにチャレンジしたり、英語教室でもっとレベルの高い英語や会話を話したいなと思いました。
・浦高生の二人がきて、少しきんちょうしたけど、浦高生の二人の英語をきいて、すごいなとかんしんしました。自分はそんなに英語がとくいじゃないけど、二人の英語を見て勉強すれば二人みたいになるんだなと思いました。
・県の中でもトップクラスの高校の人たちといっしょに勉強ができてすごくきちょうなたいけんができました。
・浦高生の人たちのおかげでもっと英語をれんしゅうするきになりました。
・正しい英語のおてほんを見て、すごいと思いました。
・お兄さんたちはぼくたちができないこともらくらくと話していてすごかったです。
・えいごをすらすらいっていて、モッフォ先生もかんしんしていて、外国人とはなすなんてすごいと思いました。私もあんなふうにかっこよくはなせる人になりたいです。
・あんなふうに英語がすらすらいえていいなと思ったし、いつもより授業が楽しかったです。
・浦高生の方が来て、きんちょうしたけど、最後にアドバイスをくれて、これからの学習につなげようと思った。
・英語で言った後に日本語で言ってくれたので、わかりやすかったです。
・英語で話したり訳したりが、すごくスムーズでした。もっと練習して同じように言えるようにしたいです。
平成30年度SGH総合報告会
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アドグル「見沼学」課題研究発表 | 「隠岐諸島と埼玉県の比較」の発表 | |
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平成29年度SGH海外派遣課題研究発表 | 今年度春季海外派遣事前学習成果発表 | |
浦和第一女子高校、不動岡高校の生徒たちと |
Topics 1年次OB講話
この行事は毎年行われており、2年次に向けた進路意識の高揚を図り、進路実現に向けた具体的な取り組みについて考える機会をつくることを目的としています。
今年度は4人のOBが大学・学部志望のきっかけや大学での活動の様子、高校時代の勉強方法、部活動や行事など、多岐にわたって話をしてくださいました。
生徒からは進路決定の時期などの質問が挙がり、真剣に講話を聴いていました。