浦高Topics

【Diary】税について考える

2年の公共の授業を見るために視聴覚室へ。

今日の授業は、「租税教室」の一環としてディベートをやるとのこと。

実は先週、関東信越国税局の方にお越しいただき、今年度の定額減税及び非課税世帯への支援と日本の財政及び税制の現状等について講義をしていただきました。

ディベートのテーマは「来年度も生活者・事業者支援として、定額減税を中心とした対策を実施すべきか」。

ディベートは、テーマについて肯定派・否定派に分かれて討論します。

しかも、単に自分の意見を主張するのではなく、割り当てられた立場の正当化をアピールします。

それぞれが、立論→質問→作戦タイム→反駁→結論という流れで交互に主張していきます。

審判員の生徒もいて、それぞれの主張を聞き、どちらの主張に説得力があったかを判定します。

途中、作戦タイムの時間帯に審判員は自分の感想や意見を発表します。

最後の結論を聞いた後はジャッジタイム。

今回は、23対7で肯定派の勝利でした。

肯定派、否定派のどちらの主張も説得力がありました。

1つ事柄に対して、切り口を変えて見てみると、これまで自分が考えもしなかった意見に遭遇します。

ここから新たな疑問が出てきて、学びが深くなるのだなと実感しました。