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【バスケットボール部】79期生 引退

「国内最弱から県……7位!」

先日のインターハイ埼玉県予選順位決定戦に勝利し、県7位を決めて79期生が引退となりました。

1年前、「県ベスト4」を目標にこのチームはスタートしました。夏のリーグ戦では、南部支部1部リーグに参戦したAチームは思うような結果は得られませんでしたが、一方で、南部支部3部リーグに参戦したBチームは、チーム一丸となった必死のディフェンスと気持ちのこもったシュートで勝利を重ねリーグ優勝。昇格を賭けたトーナメントは敗戦となりましたが、79期生がリーダーシップを発揮し、1年生に「浦高のバスケ」を身を持って伝える機会となりチームの底上げに繋がりました。

そして迎えた秋の新人戦南部支部大会。初戦の相手は、ノーシードの中では1、2番目に力があると思われるチーム。緊張感を持って臨みましたが、序盤にリードを許すと、そこからなかなか立て直すことができず、まさか、まさかの敗戦となり県大会出場を逃しました。

ここから長い冬が始まりました。言い訳は色々ありました。でも言い訳をしていては成長はありません。コンディショニングコーチからも初戦で負けるということは、記録上は「国内最弱」なんだという言葉もいただき、敗因を他ではなく自分達の弱さなのだと自覚して、向き合う日々が始まりました。

冬休みには、そんな中でも練習試合をしてくださる県外の強豪校にことごとく圧倒され、選手達は伸びている実感を得られず苦しい冬だったと思います。そんな中でも自分達の弱さに目を向け、危機感を持つことで、例年のチームに劣っていたチーム内でのコミュニケーションの質が上がり、着実にチーム力は向上していました。

春休みとなり、関東予選を控えた最後の腕試しで再び多くの県外の強豪チームに挑むも、またも連戦連敗、苦しい日々が続きましたが、勝ち負けや点差を意識し過ぎず、チームメイトを信じ、自分達のやっていることを信じて、良いプレーを積み重ねることに目が向いていったような気がします。

そして迎えた関東予選、インターハイ予選。南部支部予選ではシュートの調子もイマイチで苦しむ試合もありましたが、春休みの学びが活き、いずれの試合も点差を気にせず良いプレーを積み重ねることに集中した結果、県大会出場権を取り返すことに成功しました。

インターハイ県予選では堅い守りと粘り強い戦いで2年振りの県ベスト8を決め、目標の県ベスト4を賭けた正智深谷戦を迎えました。

スカウティングから相手のオフェンスパターンを把握し、207cmの留学生センターの対策を立て、絶対に勝つという覚悟を持って試合に臨みました。試合開始直後から、選手達はディフェンスにおいて完璧に対策を遂行して相手のオフェンスを狂わせ、オフェンスにおいても強気のプレーで先制してリードする展開を作りました。相手の高さとシュート力から1Q残り2分ほどのところで逆転を許すものの、ハードワークとチームワークで3Q残り2分でも12点差と喰らいつき、勝利への意志を持ち続け、必死に戦いました。最後は相手の怒涛の3Pシュートで突き放されましたが、最後まで相手は主力を下げられない緊張感のある試合を戦い抜きました。

その後の順位決めの2試合では、少し正智深谷戦の燃え尽きも感じられましたが、粘り強いこのチームらしい戦いをし、最後は勝って県7位で引退となりました。

顧問としては目標の県ベスト4の力はつけていたと思うので悔しさもありますが、夏のリーグ戦で勝ちきれず、新人大会では県大会出場すら逃し、長く苦しい冬を過ごした彼らが、県7位まで成長したことを顧問として誇りに思います。

「国内最弱から県……7位!」

本当によく頑張りました。

ここまで実践してきた「尚文昌武」。これからは少し「尚文」に比重を重く置き、それぞれが進路実現に向けても大きく成長してくれることを期待しています。