外国紹介

3月10日(火)・11日(水)、2日間にわたって3年生の3人の外国にルーツのある生徒に自分が暮らしていた国・地域について話をしてもらいました。

1人目はエジプト。普段の様子からイスラームの信仰を何となくは分かってはいても、実際にしていることなどを聞いてみると改めて全く異なる文化圏であることを認識させられます。アラビア語の板書は特に新鮮でした。ラマダン(断食)の時に食べるデーツも希望する生徒たちに振舞ってくれました。初体験の味で、味覚でも未知の世界を体験。

2人目はブラジル。といえばのサッカーの話をしてくれました。やはり国民的スポーツ、どこにでもコートがあるようです。またキリスト教におけるPadrino・Madrinaの制度など聴き馴染みのなかった制度や彼の地元で愛されていた祭りの話も興味深かったです。いわゆるカーニバルはブラジル全土での話ではないようで目からうろこでした。

3人目はネパール。ヒンドゥー教・仏教・キリスト教など多様な文化の影響がみられるという説明で、服装や食、自然や祭りなど紹介してくれました。ネパールの中でも都市部ではなく山岳地域に暮らしていた彼は、家で棚田の手伝いをしていたことや、学校での授業の様子などを写真で見せてくれました。ご近所さんとの協力体制は日本に似た稲作文化のように感じました。

聞いていた生徒たちの食いつきがよかったのはやはり食べ物の話。エジプトのケバブ、ブラジルのシュラスコ、ネパールのカレーなど有名なものから、聞いたことのないものまで写真と説明でどんな味なのかを想像を膨らませながら聞いていました。とりわけ反応が良かったのがネパール出身生徒の食卓写真にあるヨーグルトの話。このヨーグルトは彼の家で飼っているバッファローのミルクから作っているそうです。どんな味がするのでしょうか。

聴いた生徒にとって未知の世界である部分もありつつ、スポーツなどでは共通する部分もありました。違いを見せつける多文化理解だけではなく、共通する部分を見つける多文化理解もあるのだと感じました。

自分の国について話をした生徒たちにとっても、自分のルーツを再確認しながら今暮らす国について考えるきっかけになりました。日本人生徒もまた、日本について深く知ろうとするきっかけになってくれればと思います。