性教育講演会-2学期在り方生き方教育

12月23日(月)、2学期在り方生き方教育で性教育講演会を実施しました。

講師は、多くの学校で年間3桁を超える性教育の講演会を行っている助産師の櫻井裕子様に務めていただきました。また櫻井様には一昨年度も講演をお願いしており、3・4年生の中にはその時のことを覚えている生徒が多くいました。

今年度も生徒から事前アンケートをとり、その内容に沿った、生徒のニーズにこたえてくれるような講演をして頂きました。

男子校の生徒たちには知る機会の少ない“生理”について、実際に周りの人はどんな対応をしたらよいのかを生徒たちは学びました。また、そこから“妊娠”と“出産”がどのようになされるのか、“中絶”はどのようなものなのかを知ることができました。

生徒の興味を引く話術とクイズ形式の参加型講義で、生徒の姿勢も前のめりになっていました。またクイズ正答者や質問者にはコンドームを景品として配っていただき、生徒たちは興味津々でした。

性教育に対して、講演前はネガティブな印象を抱く生徒もいましたが、講演後にはポジティブなもの、むしろやった方が良いものという感想を書く生徒が多くいました。

講演の中では性に関する情報源として、正しいものを選び取ることの重要性にも触れられていました。性教育に蓋をして知識を得ないまま大人になるよりも、正しい知識を正式な教育の場として提供することの重要性を感じました。

自分で性について考えられ、また他人ともナチュラルに話し合えるような関係性と意識を持ち、悩んだ時には誰かに助けを求めることができるようになれる良いきっかけとなりました。

櫻井先生、講演ありがとうございました!