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2012年11月の記事一覧

人権講演会(1年次)

本日の7限にジャーナリストの臼井敏男氏をお迎えして、人権講演会が行われました。
同和教育についてのテーマでしたが、この講演会に向けて、各クラスの人権委員によるクラスアンケートや同和教育についての事前授業を行ってきました。



生徒の感想の一部

・「差別」「同和問題」これらは、日本人として知っておかなければならない、とても大切な事実だと改めた思いました。また、差別をしてしまうとは、人間はとても小さく、弱く、愚かな生物だとも思いました。しかし、もし自分が同和問題の根源である時代に生きていたとしたら、いい暮らしをしている人たちに恨み の感情を抱いてしまうかもしれません。そう考えたときに、現代を生きる自分には、いったい何ができるのだろうと思いました。
 国が行っていたような大規模な支援はできないとは思いますが、同和問題について正しい知識を深め、理解し、それを自分の身の回りの人に伝えることならできると思いました。
 これからもっと同和問題について調べてみようと思います。

・部落差別はそれについて無知であることもそれに該当することを知った。なぜ部落出身者を軽蔑するのか、それが未だに理解できない。動物を殺す人だから不潔というのか?部落の人と結婚するだけで差別視をされるのか?宗教の信仰の問題かもしれないが、何の違和感もない。メディア・マスコミはあたかも部落差別 がないかのようにカモフラージュしているが、実際には「部落」という名の割る空気が漂っているのだ。このように裏で差別をしている人こそが人として最悪で あり、無知のうちに差別している人はもっと重罪だ。
 自分はこのような問題を真剣に考え、自分が差別をしないようにしていきたい。