浦高Topics

2019年10月の記事一覧

Topics 第2回教育活動説明会

10月26日(土)午後、本校体育館にて第2回教育活動説明会が実施されました。

第1回は埼玉会館での実施でしたので、今回は土曜公開授業の後、説明会に参加された方も多数いらっしゃいました。

 

校長挨拶、教頭による入試説明の後、本校数学科木戸教諭による学校説明、グリークラブによる演奏会、生徒3名と教員によるパネルディスカッションが行われました。

 

学校説明の中では、「深い学びとは何か」ということを具体的な例を示しながら説明し、中学生の中には、必死に考えてる様子の生徒もいました。

また、パネルディスカッションでは3名の高校3年生の浦高生に登壇してもらい、様々な話をしてもらいました。浦和高校を進学先に選んだ理由や部活動、将来の夢など三者三様で、時折会場からは笑いが起きていました。

今回の説明会が、中学生の進路選択の一助になれば幸いです。

御来校頂きました小中学生、保護者の皆様、ありがとうございました。

 

(本校の授業で使われている教材展示も行われました。)

 

 

Topics 小学生保護者対象講演会 佐藤優氏

10月20日(日)、本校視聴覚室にて小学生保護者対象講演会が行われました。

講演者は、本校卒業生で作家の佐藤優氏です。

佐藤氏は、昨年度から本校2年次のアドグルや3年次教養ゼミ等でも講義を頂いております。

小学生保護者対象講演会は昨年度に引き続き2回目で、「浦和高校への誘い(いざない)~本当に強い人間になるために~」という題目で講演頂きました。

 

佐藤氏の今までの豊富な御経験と取材などに基づく膨大な情報から、私立中高一貫校に進学する場合と公立高校に進学する場合でどのような違いがあるのか、公立中学に進学させる意味は何かなど様々なお話があり、90分間の講演時間はあっという間に過ぎてしまいました。

講演後は事前に申し込みをした80名余りの保護者の方々からたくさんの質問があり、予定されていた終了時間を30分以上延長しました。講演会終了後も、個別の質問にも対応していただきました。

休日にも関わらずご来校いただいた皆様及び講演を頂きました佐藤氏に深く御礼申し上げます。本講演会が、小学生の方々の今後の進路選択について一助になれば幸いです。

<保護者の方々の感想>

・大変参考になるお話を聴くことができました。多様な人に出会うことの重要性は家庭でも話しているところでした。長期的な見方で子供の将来について考えてみたいと思います。

・公立中→公立高の進路を考えていて、大学進学も視野に入れているので、中高一貫ではないメリットを行くことができ、大変良かったです。一段階上の学びの目安など、具体的な内容もあり、有意義な時間となりました。

・息子の進学について情報収集する中、タフな人間になってもらう過程を考える良い機会となりました。

・娘に中学受験をさせるかどうかすごく迷っています。本人のしっかりとした意思表示を待たずに大量の塾の宿題であおることに抵抗があります。世間の中学受験の流行に疑問がありましたが、今日のお話で、地域の公立もしっかりと見て長い目で考えて行こうと思いました。

・数字で表れないタフネス、子育てしていくうえで大切にしていきたいと思います。

・受験のための勉強ではなく、人生を生き抜く上での教養の大切さを学びました。また受験産業の仕組みも大変勉強になりました。

全定合同教職員人権教育研修会

10月10日(木)、本校麗和会館にて全定合同教職員人権教育研修会が行われました。

講演者は、国立女性教育会館研究国際室研究員の飯島絵理氏です。

飯島氏は、学校教員のキャリアと生活に関する調査・研究等を専門に研究をしており、男女教員の働き方等、男女共同参画に係る課題の解決に向けた政策提言や研修を行っています。

今回は、「男女共同参画の現状と課題~男子生徒のキャリア形成支援の視点から~」という題目で講演頂きました。

「Global Gender Gap Index 2018」(ジェンダーギャップ指数)をもとに、経済分野・教育分野・政治分野・保健分野のそれぞれの視点から、日本の現状や取り組みについて、国際的な比較をしながら説明していただきました。日本社会の男女格差は、149か国中110位と国際的にみても非常に大きく、今後の改善が望まれる現状であることがわかりました。統計によって現状を客観的に知るよい機会となり、今後の参考になる研修でした。

Topics 弁論大会

10月7日(月)7限のLHR(ロングホームルーム)の時間を利用し、体育館で弁論大会が行われました。
弁論大会も本校では文化大会の1つで、与えられたテーマで論文での予選を行い、本選の出場者が体育館にて全校生徒の前で弁論を行います。
今回のテーマは「現代社会とナショナリズム」でした。近年のグローバル化との比較、将来のリーダー像のあり方、先進国の動向と日本の政治、歴史を学ぶことの大切さなどそれぞれが多岐にわたる話題について自分なりの見解を話していました。

緊張しながら話す姿も見られましたが、出場者は堂々と自分の主張を述べていました。

Topics 1年次総合的な探究の時間 講演会

 10月2日(水)、6・7限の1年次の総合的な探究の時間に「持続可能な開発目標について~SDGs17のゴールに関して~」をテーマとした講演会を実施しました。講師としてJICAの産業開発・公共政策部次長の村上博信氏をお招きいたしました。本校の卒業生でもある村上先生からはJICAの取り組みを交え、2015年に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の具体的な17の目標(SDGs)について解説をしていただきました。貧困や環境破壊など一見すると別々に見える課題は、実際は複雑に関連し地球規模で影響を与えていること、一つの課題に取り組むことが多くの課題の解決につながっていることを提示してくださいました。

 SDGsの達成に向け、国境を越えて様々な立場の人たちがつながって、はじめて行動ができるため「信頼」が大切であるというお話もいただきました。今回の講演を踏まえ、SDGsを地域や学校といった自分に身近なことと結び付け、その課題解決に向けた視野を広げることの重要性を認識しました。