2020年7月の記事一覧

「情報モラルと人権研修会」開催

 7月30日(木)定時制課程では「情報モラルと人権研修会」を生徒向けに開催しました。今回はネット上での誹謗中傷をテーマとし、その危険性について学びました。講義ではリアリティーテレビ番組の演出を真に受けた視聴者が、ネットによる誹謗中傷を行い、出演者が自殺してしまった実例を挙げ、情報モラルについて考えてもらいました。生徒たちは終始真剣に講義を聞いていました。

 浦和高校定時制課程では令和元年度のいじめ調査の結果がゼロ件でした。これからも他人を思いやり、ネットによる誹謗中傷のない教育現場を維持してゆきます。

「在り方生き方教育」の開催

7月28日(火)かわぐち若者サポートステーションの協力を得て、「在り方生き方教育」が開催されました。講師には学校法人大原学園の志野敏広様、若者自立支援センター埼玉の谷口ちさ様、かわぐち若者サポートステーションの橋本光生様の3人にお越しいただき、キャリア教育の講義及びミニワークショップを行っていただきました。1年生のクラスでは若者サポートステーションの紹介から始まり、コミュニケーションに欠かせない笑顔を作り出す表情筋の動かし方や、2人1組になって相手にインタビューを行うミニワークショップを行いました。2年生から4年生は視聴覚室で専門学校の種類の紹介や、社会人と学生の違いなどを講義形式で行いました。生徒たちにとって進路を考える良いきっかけになったと思います。

 

定時制、心温まる離任式

去る7月22日(水)定時制課程の離任式が行われました。お忙しい中にもかかわらず、昨年度までお世話になった小島前校長、鈴木前教頭、岡田教諭、宇野主事の4名に来校していただき、生徒や教職員に最後のお別れの挨拶をいただきました。本来は4月に実施の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。今回はぎりぎりのところで日程を調整し、感染症防止対策を施し、定時制ならではの少人数での離任式を開くことができました。小島克也前校長からは「定時制の皆さんは、様々な事情を抱えながら今ここにいる。君たちにはぜひ大きな心を持ってほしい。そしてその心の中をしっかりとした目標で埋めてほしい。」との心温まる励ましのメッセージを賜りました。最後に生徒会役員からそれぞれの先生方に花束の贈呈が行われ無事に離任式は終了しました。離任式後も先生方と生徒たちはいつまでも職員室前の廊下で尽きない話をしており、大変名残惜しい様子でした。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。

 

薬物乱用防止教室開催

7月21日(火)薬物乱用防止教室が行われました。講師として埼玉県警察本部、薬物銃器対策課から和賀井竜太様にお越しいただきました。講演の説明によりますと近年は大麻の所持や使用で検挙される割合が薬物検挙数全体の中でも特に多くなっているとのことでした。また、若者に言葉巧みに誘ってくる売人がいたり、音楽イベントの「レイブ」や「クラブ」などでも薬物の売買がされているので近寄らないよう注意してもらいたいとの説明がありました。最後に高卒の警察官募集を行っているので、志のある者は是非応募してほしいとの話がありました。8月からは夏休みが始まりますが、「薬物は絶対にダメ」という意識を生徒にはしっかりと持ってもらいたいです。

 

総合的な探究の時間

本日は総合的な探究の第3回目が実施されました。学年を超えて7つの分野に分かれ、それぞれがテーマを決め、じっくりと1年間探究を行います。

写真は左上からから順番に「身体表現」「もっと世界に目を!」「エッグドロップ(卵を高い場所から落としても割れない装置をつくる)」「身近な数学」「浦定スポーツクラブ」「魅力的な英語」「言葉と音楽」になります。

おいしい給食&自動水栓

定時制課程の特徴の一つとして「おいしい給食」があります。栄養士さんが栄養バランスをとことん考えてくれた特別な給食になります。ただ単に食事をするという意味合いだけでなく、食を通じて「心の癒し」や「健康管理」そして「公衆衛生」などトータルで食育を学びます。浦和高校定時制では希望制ではなく、生徒全員が給食を食べる体制をとっています。今回の新型コロナ感染症予防対策として、手洗い用の水道の蛇口をセンサーで稼働する「自動水栓」に取り換えました。これで手を洗った後も蛇口を触らなくて済み、より一層清潔な状況でおいしい給食を食べることができます。

期末考査用「勉強会」

定時制課程では期末考査1週間前から授業開始前と、終了後にテスト勉強会が実施されます。本日も授業が終わった後、生徒たちは自主的に勉強をしていました。多文化共生推進員の荒井先生もサポートに入ってくれました。テスト勉強頑張れ!

 

身体測定&1年理科ipadを使っての授業

7月1日(水)身体測定が体育館で行われました。身長、体重、視力検査等を測定。生徒たちは「背が伸びたー!」「縮んだー!」等と自分の成長が気になるようでした。視力検査装置は液晶画面に「C」が映しだされる新型です!

1年生の理科(科学と人間生活)ではipadを利用した授業を実施しました。生徒達には一人ひとりに県教育委員会からグーグルアカウントが割り振られ、今回は初めてのメール送信を行ったり、WEBを使って「密度」について検索したりしました。操作方法で分からないところはお互いに教えあって協力する姿も見られました。新1年生にとって、ICTを活用する授業の第一歩が踏み出せたようでした。今後の展開が楽しみです。