2024年3月の記事一覧

第3回クリーンアップ作戦

3月25日(月)の春休み初日、令和5年度最後のクリーンアップ作戦を実施しました。生徒会役員と有志合わせて8名が集まりました。今回は悪天候のため校内清掃となりましたが、生徒会室の整理と廊下・トイレ・昇降口掃除の2班に分かれて、それぞれ取り組みました。自分たちが生活する身の回りの整理や清掃を通して、普段の生活への考えにも変化が出て来たようです。みんなで気持ちよく過ごせるような環境をこれからもつくっていきましょう。

3学期終業式

3月22日(金)、今年度最後の登校日、終業式を行いました。校長先生からは、春休みは学校くらいにしかなく、かつ自分の成長カーブをつくるための大切な期間であるという話をいただきました。成長につながるための具体的な行動を実践し、より成長した姿で新年度を迎えてくれることを願っています。

生徒指導講話では、各学年における目標の話がされました。4年間の定時制課程の中で、1年ごとに身に着けて欲しい力があります。自分たちにその力が身についたのか、来年度の目標は何でどうすれば達成することが出来るのか、春休みという貴重な時間を使って、考えていきましょう。

また、年度の皆勤者・精勤者への賞状授与も行いました。今年度はそれぞれ2名が対象となりました。定時制の第一の目標は、毎日来るための体調管理と生活リズムの確立です。社会で自立して生きていくために、来年度もこの目標を掲げ、力をつけていきましょう。

第3回全校進路行事

3月21日(木)、福島県初の男性保育者で、現在喫茶店マスターをしている青山正博さんを招き、全校進路行事を行いました。ご自身の特性により、幼少期から生きづらさを抱えていた中で自立した生活を築き、社会人として様々な仕事や活動をしてきた体験を、親しみやすい表現たっぷりに話してくれました。生徒たちはこの講話を通して、人との関わり方、社会との関わり方を学び、それぞれの進路活動を考えていく契機となりました。

異文化交流会

3月14日(木)、現在全日制に通う留学生と、全日制の生徒2人を招いて、異文化交流会を開催しました。留学生と全日制の生徒には定時制の“文化”である給食を体験してもらったり、互いに質問しあったりなど、外国という“文化”に触れると同時に、昼間に登校する全日制という異なる“文化”で生活している生徒たちとコミュニケーションを取ることが出来ました。多種多様な文化と交流し、自分自身を再認識することで、より一層自分の世界を拡げて欲しいと思います。

令和5年度卒業式

3月13日(水)、保護者の皆様や後輩たち、教職員や来賓に見守られ、6人の4年生が卒業しました。様々なことがあった4年間の集大成として、全員が堂々とした面持ちで卒業証書を受け取りました。在校生の手本になるような、厳粛かつあたたかな式となりました。それぞれの進路に向かい、浦定での経験を活かして、これからも頑張ってください!

ヤングケアラーサポートクラス 在り方生き方教育(3学期)

3月12日(火)、3学期在り方生き方教育として、NPO法人フォーケアラーズ代表理事の方を講師に招き、ヤングケアラーをテーマに講演を実施しました。御自身の実体験とともに、当時では出来なかったこと、“今だからこそ”いいたいことをお話していただきました。ヤングケアラーは社会全体の課題の1つであり、支える人を支えるための制度が整いつつあります。生徒たちは、熱心に講演を聞いていました。今回の講演を機に、社会の一員として様々な課題に目を向けていきましょう。

(右下は講演会のスライドの一枚。フォーケアラーズにつながるQRコードがついています。)

交通安全教育を実施しました

3月19日(火)交通安全教育を実施しました。自転車事故の恐ろしさを描いた教育用DVD「一瞬の過ち 失われた未来」を視聴し、ワークシートを用いて事故防止のポイントや自分の考えなどをまとめました。DVDは、生徒にほど近い年齢の女性が不注意な運転で事故を起こし、恩人の命を奪い、自らの人生も閉ざしてしまうストーリーで、生徒の共感を呼ぶものでした。

 

人権教育講演会を実施しました

3月18日(月)人権教育講演会を実施しました。元朝日新聞論説委員 臼井敏男氏をお招きし、被差別部落の問題についてご講演をいただきました。氏の幼少期における「差別」との出会いが、後の取材意欲へとつながったとのお話を皮切りに、被差別民の起源と教科書での扱いについて話され、次いで、今日まで続く差別意識はその底流に「穢れ」の意識があると分析されました。また、差別を助長する媒体として、かつての書籍から今日はネットが利用されており、それに対する国の対応や裁判事例を解説されました。そして、差別解消に向けた今後の方向性として、①他者を自分とは違うものと捉えて一括りにする心の動きを戒めること ②ネット上の差別情報の削除と正しい情報の掲載を推進することを挙げられました。講演終了後は生徒から活発に質問が出され、よい学びの機会となりました。