講義紹介

これまでの麗和セミナー

演題 働く医師の実態 お医者さんって何してるの?
東北大学医学部臨床教授
NHO仙台医療センター総合外科部長
講演者 島村 弘宗氏(高35回)
講演日 令和6年6月11日(火)
講演内容

 

 働く医師の実態と題して本講演は、医療ドラマのワンシーンの映像から始まった。医師の仕事というと医療ドラマで見るような外科手術や救命救急など、かっこいいイメージなどが先行しがちであるが、そのような仕事だけではない、医師の様々な仕事についての説明へと話が進んだ。我々がドラマなどで目にすることの多い臨床医のほかに、研究者や疫学者など様々な医療に携わる仕事があり、それぞれにあった医師を目指してほしいと語られた。

 その後、実際の手術映像なども見せていただきながら、ご自身の専門である現在のがん治療について話が進んだ。がんの診断にはMRIやCTなどを利用して診断するなかで、現在ではAI技術などを駆使しながら、がんの発見を治療していることや、手術支援ロボットによる手術の映像など最先端の医療技術が語られた。また前段で述べられていたように、がん治療においても、手術を行う外科医師だけで無く研究などがどのようにがん治療に必要かなど、生徒も興味深く講演を聴いていた。

  次に島村氏がなぜ医師を目指したのかに話が進んだ。医師を目指したきっかけは、シュバイツァーの伝記を読んで目指したことや、サッカーに打ち込んだ高校時代について、語られ、それらのことが今医師として働いていることにもつながってるという。島村氏は宮城県サッカー協会理事・医学委員長としてサッカーにおける医療支援、仙台市医師会理事・副会長として研修医に対する積極的な講演やJMATとしての災害支援なども行っている。

  最後に「keep yourself busy!!」という言葉を贈られ、様々な目標を立てながらやることを見つけ、それに向かって走り続けてほしいとのことでした。また島村氏の経験から様々なことは、ばらばらなようでつながっているとして、様々なことに挑戦し、人間としてのはばを広げてほしいと生徒たちに語られた。