強歩大会アルバム

過去の強歩大会

アルバム 第54回強歩大会
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~第54回 強歩大会アルバム~

            
開会式~スタート


今年は天候に恵まれました


開会式はグラウンドで行います


準備体操


OBも毎年参加

 
校長の合図でスタート

 
スタート直後の浦高通り

 予報通りの晴天に恵まれ、気持ちよくスタートを切ることができました。とはいえ生徒の士気は天候にかかわらず高く、スタートの合図を待ちきれない3年生が校門前でひしめいていました。また今年も、PTAの方々には事前準備から種々の御協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

~岩槻関門(浦高から10.3km地点)
大宮東高校(綾瀬川)付近にて
  
東北自動車道を越えたところ
  
柏陽中付近にて
 
岩槻高校前には看板が

関門の生徒役員たち
 
まずは水分補給を
 学校を出発後、見沼用水路、大宮片柳、東新井交差点を通過、大谷団地、大宮東高校を通過して、東北自動車道を渡ります。
 その後、柏崎小学校、柏陽中学校を経て岩槻関門へ。
 ここが第一の関門です。関門ではトイレや休憩と、保護者の協力による食べ物や飲み物の補給が行えます。
 関門に限らず、コース中の主要な交差点や注意すべき場所には、警察をはじめ、教員や保護者がつき、生徒の安全に留意しています。
 強歩大会は、保護者の方々や、地域の方々のご協力なしには成立しえない行事です。
 
~白岡関門(浦高から21.8km地点)

サイクリングコース(まだ余裕)
  
東武野田線と浦高生
 
御成街道が意外と長い…

白岡関門の立派な看板

関門の菁莪(せいが)中学校

疲労の色が
 岩槻高校から岩槻公園のサイクリングコースを過ぎ、元荒川を渡って御成街道へ。
 岡泉交差点の先、彦兵衛を左折すると、白岡関門、菁莪(せいが)中学校へ到着します。
 この辺りから、生徒に疲れが見え始めます。
 各関門には、保護者の方はもちろん、陸上部やバスケット部など、大会の近い運動部員も「役員」として参加しています。

~久喜関門(浦高から30.2km地点)
 
圏央道(建設中)をくぐります
 
ガスタンク(新塗装)を過ぎると
 
お待ちかね「梨」の補給

久喜関門の看板(達筆)
 
関門の太田小学校
 
関門でしっかり準備を 
 白岡関門から再び御成街道へ入り、上野田まで。その後備前堀川を渡り、ガスタンクそばを通過 、東武伊勢崎線を渡ります。
 久喜市街地をしばらく走ると、久喜関門である太田小学校へ到着します。
 各関門には制限時間が設けられており、時間内に通過できなかった者は、その関門で失格、各自電車で帰宅となります。
 1年生など慣れない者は、この久喜関門で失格になることも多く、生徒の間では『久喜マラ』と呼ばれています。

~幸手関門(浦高から33.7km地点)
 
久喜・幸手道の歩道を走ります

横断歩道は保護者の誘導で
 
東武日光線と浦高生 

幸手関門前、豪華横断幕

幸手中学校

OBの選手も順調に
 久喜関門を出ると、すぐ久喜・幸手道を幸手方面へ向かいます。その後東武日光線の踏切を渡り、幸手関門である幸手中学校へ。
 久喜~幸手間が、関門間として最も短いものです。ここでしっかりと補給、休憩して、次の栗橋関門へ向かいます。
 生徒は、筋肉・関節痛対策としてサロメチールなどを持参し、関門休憩中などに塗ります。
 中にはキネシオテープを巻いてきたり、関門休憩でアミノ酸を補給したりと、現代スポーツ科学も強歩大会に変化をもたらしているようです。
 

~栗橋関門(浦高から42.4km地点)

阿佐間~幸手線の長い道

交差点では安全第一

日光線をくぐるともうすぐ関門

栗橋関門の横断幕

栗橋関門、栗橋公民館

最後の補給所
 幸手関門の後に待ち受けるのは、新幹線高架下を通過する、阿佐間・幸手線です。見通しの良い一本道で、北風を受け、生徒の体力を奪います。東武日光線の踏切前を左折し、栗橋の商店街へはいると、最後の関門、栗橋関門である栗橋公民館が現れます。
 ここでしっかりと水分を補給しないと、ゴール前の渡良瀬川の長い土手を走りきることは難しくなります。
 とはいえ、すでにフルマラソンにあたる距離を走破している彼らに必要なのは、体力よりもむしろ精神力でしょう。

大利根準関門~渡良瀬川土手(浦高から44.0km地点)

この先、茨城県

利根川橋をわたると

大利根準関門

「青い橋」を目指します

橋をくぐれば、もう終わりは近い

6kmの土手がようやく終了
 栗橋関門から八坂神社を右折し、利根川橋を渡ると茨城県。いよいよ古河です。
 大利根準関門は土手の上にあるチェックポイントで、ここには補給はありません。
 そこからはひたすら、渡良瀬川土手を進んでいきます。ここだけでおよそ6kmあります。
 2012年は、朝の冷え込みに対して昼の気温上昇が大きく、生徒の体調管理がいつも以上に必要なコンディションでしたが、それでも不調を訴える生徒は雨の去年よりも少なく、例年以上の生徒が古河まで到着することになりました。
 もちろん、日頃の体育での走り込みや、養護教諭の管理指導、担当校医の全面的なバックアップがその礎となっています。

古河:ゴール(浦高から50.2km地点)

最後の直線(手前は校長先生)
そしてゴール!

順位カードがもらえます

完全燃焼

特設パン屋さんは今年も大行列

汗でインクがにじむスタンプカード
 土手を降りれば、ゴールの古河第一小学校へはあと数百mです。
 ゴールでは順位カードをもらって、各自休憩、解散となります。臨時のパン屋さんが営業し、行列が出来ます。
 各関門ではスタンプカードにスタンプを押してもらい、7時間という制限時間内に、7つ関門のスタンプがすべてそろえば、はれて「時間内完走」です。
 栗橋から古河までの間に制限時間を過ぎてしまうと、ゴールはしたものの「延着」というスタンプが押されてしまいます。
 天候にもよりますが、毎年およそ7割の生徒が古河にたどり着き、足を引きずりながらも誇らしげに帰って行きます。
 2012年度の完歩率も、去年と同じく81%(時間外到着者を含む)でした。今年も例年以上の完歩率を維持することができました。