定時制トピックス

第2回クリーンアップ作戦

12月25日(水)、生徒会主催の第2回クリーンアップ作戦が行われました。

今回は地域への清掃奉仕活動として、浦高周辺でゴミ拾いをしました。生徒会役員と有志の計12名が参加し、2つのグループに分かれました。

落ちているゴミを拾いながら、普段生活している地域に対して感謝の気持ちを表しました。

 終了後は、拾ったゴミの重量を計測して記録しました。今回の総量は

3.9kgでした。

計測後は、種類ごとにゴミの分別をし、生徒会室で反省会を開き、参加者同士の交流を深めました。

今年の活動はここまでとなります。寒い日が続きますが、皆様体調に気を付けてください。

それでは皆様、よいお年をお迎えください!

終業式・生徒会行事

12月24日(火)、終業式と生徒会行事が行われました。

終業式ではまず校長講話がありました。

筋肉は一度破壊されることで超回復して成長するという話から、人もまた何か困難にさらされた時も、それが成長するための起爆剤となり得る。そのため苦境もまた成長のためと思えることが重要だと語られました。

また、自分の成長は自分よりも優れた部分のある他人の存在によってなされることがあるものであることから、様々な人と触れ合うことの大切さを生徒たちに伝えられていました。

次に生徒指導講話が生徒指導担当の教員からありました。

最近よく耳にする「闇バイト」について、警察庁・文部科学省・子ども家庭庁が出しているリーフレットを通して話がされました。「闇バイト」は犯罪行為であり、簡単な誘いに乗らないことを繰り返し確認しました。

また、「誹謗中傷」や「課金トラブル」、SNS等を通した「コミュニケーショントラブル」についての注意もまた、生徒たちと情報を共有しました。冬休み中は特にこういったトラブルに巻き込まれやすくなりますので、注意してください。

終了後、生徒会行事が開かれました。

まず初めに先々週の13日に行われた校内硬筆展の投票の結果発表と対象者への表彰がなされました。

各学年で生徒の投票によって選ばれた学年最優秀賞、また教員が普段より丁寧に書いているかどうかという観点で選出した教員賞、そして校長賞・教頭賞、最後に学校全体で最も優れた作品として選ばれた学校最優秀賞がそれぞれ壇上にて表彰されました。

生徒会役員の総評では、一人ひとりが個性のある作品を書き上げていたと評し、文字を書くことが苦手な生徒も、その生徒なりの作品を書くことができていたと賛辞していました。

 その次に「今年の漢字」「来年の漢字」の発表がありました。

「今年の漢字」は進路や勉強などで一歩でも進むことができた年であったからということから “ ” に、「来年の漢字」は今よりも高みを目指して飛翔できるような年にしたいからということから “ ” になりました。この二文字には、今年 “ ” んだ勢いのまま、来年 “ ” ぶことができるようにという意味も含まれているようです。

そして最後に、4年生から下級生へ引継ぎとして、新生徒会長が任命されました。新生徒会長の挨拶では、先輩たちの伝統を受け継ぎ、また新しいことに挑戦していくことが話されました。1年生の新しい役員も含めて、3学期以降の生徒会活動を大いに盛り上げてください。また、浦定チャレンジの下、他の全生徒とも協力して、2025年は浦定全体で“翔”けあがっていく1年にしましょう。

翌日から冬休みになります。生徒の皆さん、しっかりと休みながら3学期に備えて、体調管理を考え普段の生活を送ってください。

校長先生の最後の話にあった1月1日にする決意も忘れず実践してみてください。1月8日に元気な様子で会えることを楽しみにしています!

性教育講演会-2学期在り方生き方教育

12月23日(月)、2学期在り方生き方教育で性教育講演会を実施しました。

講師は、多くの学校で年間3桁を超える性教育の講演会を行っている助産師の櫻井裕子様に務めていただきました。また櫻井様には一昨年度も講演をお願いしており、3・4年生の中にはその時のことを覚えている生徒が多くいました。

今年度も生徒から事前アンケートをとり、その内容に沿った、生徒のニーズにこたえてくれるような講演をして頂きました。

男子校の生徒たちには知る機会の少ない“生理”について、実際に周りの人はどんな対応をしたらよいのかを生徒たちは学びました。また、そこから“妊娠”と“出産”がどのようになされるのか、“中絶”はどのようなものなのかを知ることができました。

生徒の興味を引く話術とクイズ形式の参加型講義で、生徒の姿勢も前のめりになっていました。またクイズ正答者や質問者にはコンドームを景品として配っていただき、生徒たちは興味津々でした。

性教育に対して、講演前はネガティブな印象を抱く生徒もいましたが、講演後にはポジティブなもの、むしろやった方が良いものという感想を書く生徒が多くいました。

講演の中では性に関する情報源として、正しいものを選び取ることの重要性にも触れられていました。性教育に蓋をして知識を得ないまま大人になるよりも、正しい知識を正式な教育の場として提供することの重要性を感じました。

自分で性について考えられ、また他人ともナチュラルに話し合えるような関係性と意識を持ち、悩んだ時には誰かに助けを求めることができるようになれる良いきっかけとなりました。

櫻井先生、講演ありがとうございました!

救急救命教室

12月19日(木)、救急救命教室を実施しました。

昨年度に引き続き、救急救命士の経歴をもつ岩槻北陵高校の先生に講師をお願いしました。

グループに分かれて、訓練用の人形を使用して、各自が心臓マッサージの練習をしました。また、要救助者と遭遇したときに必要とされる一連の流れを、繰り返し実演して経験しました。

意識の有無を確認し、周囲の人にも助けを求め、役割を振り、救急車の要請、AEDの準備、心臓マッサージをするための人集め。緊急事態に必要とされることを実技の流れの中で学んでいきました。

実際にはそのような現場に遭遇しないことが一番ですが、もしその場に居合わせたときに、ためらうことなく人命救助ができるかどうか。医師免許とは異なり、練習をすれば身に付き実践できる技術として、今回の経験を忘れないでください。

先生、ありがとうございました。

非行防止教室

12月18日(水)、非行防止教室が開かれました。

埼玉県警察犯罪被害者支援室の職員の方を講師として招き、「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました。

犯罪被害にあった人たちが、どのようなことに苦しみ、どのような支援を求めているのかを具体的に言葉にして説明してもらいました。

人それぞれに“ものさし”が違うために、励ますつもりで傷つけてしまうこともある。そんな二次被害を防ぐには、一緒に居て寄り添い、普段通りに接しながら、相手が話をしたそうになった時に話を聞き、必要な情報を伝えて、支援機関につなげる。この一連の動きが、被害者の未来を変え得るものになるということを学びました。また、犯罪被害者になったときの相談先も教えてもらいました。

相談するには勇気がいります。それを乗り越えた人から相談されたときには、その勇気に応えるためにも今回の講演のことを思い出して、力になってあげてください。

講演してくださった埼玉県警察犯罪被害者支援室の職員様、ありがとうございました。

主権者教育-模擬選挙

12月16日(月)と17日(火)に主権者教育の一環として、模擬選挙を実施しました。 両日とも期末考査の答案返却があり、その後の時間に模擬選挙を進めていきました。

 -1日目-

始めに「選挙とは何か」についての話をしました。

自分たちのことは自分たちで決めるという自治の大前提について確認しました。さらに、選挙とは市や県、そして国家において自治を実行するための手段であること、また年代ごとの投票率の差が政策に影響を及ぼす可能性があることを、近年のデータを参照しながら確認しました。

そして、4年生から3人の候補者が出て、それぞれ演説をしました。「子育てしやすい社会」「働きやすい社会」「高齢者が満足できる社会」をテーマにして公約を述べました。他の生徒たちは、政策・財源・実現性という3つの観点から、次の日の投票に備えてそれぞれの候補者の演説を聞きました。

-2日目-

 浦和区役所から選挙器材をお借りして、実際の投票所を模して投開票を行いました。選挙管理委員会を4年生が担当し、会場の準備と投票時の運営、そして開票作業をしました。

始めに選挙管理委員の生徒たちが投票しました。その時には最初の投票者の特権として実際の選挙でも行われるゼロ票確認を一緒にしました。

そこから随時、投票の仕方のビデオを見て説明を受けた学年から投票をしていきました。交付機から出された投票用紙を受け取り、記載台で候補者を記入し、そして用紙を折って投票箱に入れる。やってみると思っていたより簡単という感想が多くありました。投票に行っても何をすればいいか分からないという生徒にとって、投票所に足を運べるようになるきっかけになったと思います。

投票後には選挙管理委員が開票作業を行いました。名前が判別できない疑問票をとり除き、有効票を計数機を使って、各候補者の票数を数えました。

他の生徒は待っている間に、開票所の様子をリアルタイム中継したものを見ながら、選挙に関するクイズに回答しました。

最後に選挙管理委員の代表から当選者の発表がされ、当選者とともに万歳三唱をもって模擬選挙が終了しました。

教頭先生の講評では、選挙は投票した後、選出した代表者の様子を観察し続けることもまた重要であるという話がありました。投票後に選ばれた代表者が、自分たちの望む社会を作ろうとしているか、選んだ責任も有権者には伴うことを生徒たちは認識しました。

今回の模擬選挙を通して、生徒たちが自分たちの暮らす社会について考え、政治に対して興味をもつことを願っています。

 

硬筆展

12月13日(金)、生徒会主催の硬筆展が開かれました。

生徒たちは11月中のLHRの時間を使って、それぞれ自身の納得のいく作品を書いていきました。硬筆は字数もそれなりにあるため、集中力の問われる作業でした。そのため集中力向上につながるものとして毎年、実施されています。

12月13日はテスト最終日で、2限の時間に鑑賞会を実施しました。各学年の作品を廊下に展示し、生徒たちが学年ごとにベスト3まで決めて、Googleformで投票しました。

互いに作品を見合うことで、学年を超えた生徒同士の親睦にもつながりました。

投票結果は2学期の終業式で発表される予定です。そこで優秀賞者が表彰されます。

スポーツ大会

12月2日(月)、スポーツ大会が開催されました。

例年は球技大会という名称で開催されていたこの行事は、今年度の生徒総会でスポーツ大会に改称されました。球技に限らず、多様な競技をやっていきたいという思いからです。

今回のスポーツ大会の競技はバドミントンでした。生徒会役員と有志が企画・運営をしました。普段やらない競技のため、体育の授業も活用しながらルールの確認や大会の進行について事前の準備を進めてきました。

個人のトーナメント方式で行われ、体育館で6面分のコートを使い進められました。主審と線審を生徒たちが分担して行い、それぞれが大会の進行に関わりました。最後には1位から4位が決まり、表彰状を受け取りました。

あまりなじみのない競技ではありましたが、生徒たちは空いたコートで練習するなど、競技を楽しんでいました。新しい試みでありながら、参加者の思い出に残る大会になったと思います。

全校校外進路行事

11月29日(金)、1・2・3年生を対象に全校校外進路行事を実施しました。

今年度も専門校・大学・企業へ、それぞれバスを利用して訪問しました。

最初の訪問先は春日部高等技術専門校です。社会で必要とされている技術を身に着けるためには、出来るようになるまでやるという当たり前の努力が不可欠であることを生徒たちに伝えていただきました。

また金属加工科・電気設備管理科・自動車整備科の実習場所を回りながら、どんな技術が身につくのかをそれぞれ丁寧に説明していただきました。生徒たちは社会で活かせる技術、必要とされ続ける技術を知り、真剣に話を聞いていました。

2つ目の訪問先は埼玉学園大学です。学校紹介では各学科で学ぶことのできる具体的な内容を説明していただきました。大学に進学したくても、何を学びたいか定まっていない生徒たちにとって、今後の指針になるような話でした。

また少人数のグループにわかれて、現役の学生さんたちにキャンパスツアーをしていただきました。実際に学んでいる学生ならではの話は、大学とはどういう場所なのかを想像しやすくさせてくれました。また学食で昼ごはんを提供していただきました。

3つ目の訪問先は株式会社福祉の街です。介護の仕事について、そのやりがいを丁寧に教えていただきました。スタッフさんたちがそのやりがいを互いに共有し、実際に働いている様子を見て、生徒たちは介護の仕事について深く知ることができました。

訪問入浴のサービスについて、実際に使用している専用の訪問入浴車と浴槽を見て、どのように介護をしているのかを見させていただきました。スタッフさんそれぞれから介護の仕事への並々ならぬ愛情を感じ、働くことの意味を考えるきっかけになりました。

どの訪問先でも一貫して、自分自身の意欲が進路先では欠かせないということを感じとることができました。今回の行事を通して、今後の進路について、より一層丁寧に考えていくようにしましょう。

春日部高等技術専門校、埼玉学園大学、株式会社福祉の街の皆様、ありがとうございました。

キャリア教育プログラム

11月13日(水)、認定NPO法人育て上げネット様との連携によるキャリア教育プログラムを実施しました。

生徒の人間関係作りの具体的な指針を提示することで、生徒一人ひとりのコミュニケーション能力を高め、生き方を深く考えさせることを目的として行っています。このプログラムは1年生から継続して3年間実施します。

 

1年生は「ライフコネクション(孤立化予防のキャリア教育プログラム)」を実施しました。

人生で起こりうる想定外のハプニングに対して、相談できる場所はたくさんあり、自分からSOSを発信してもいいんだということを、カードやシートを使って楽しく学ぶことが出来ました。

 

2年生は「MoneyConnection®(金銭教育プログラム)」を実施しました。

生きていく上で必要になるお金について税など含めて具体的な話を学ぶことができました。将来のことを考えて、必要な貯金や進路の選択を慎重に選ぶための機会を得ることができました。

 

3年生は「モバイルコネクション(職業適性プログラム)」)を実施しました。

ある製品について、それが販売されるまでに関わる業種について考えました。この活動を通して、やりたいことと出会うための情報に触れる機会を増やし、将来に向けてできることを考えるようになりました。

この教育プログラムは3学期にも実施する予定です。

育て上げネットの皆さん、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

来校時のお願い

<本校を来校される方へのお願い>

新型コロナウイルス感染防止対策

①事前に連絡のない方は原則校内立入りをお断りします。なお、事前に連絡がない場合でも必要な場合には立入りを認めます。

②過去2週間の健康観察をお願いします。

③事務室前での検温で、37.5℃以上の場合には来校をご遠慮いただきますことをご了承ください。

また、受付でアルコール消毒をしていただきますが、御理解と御協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

 

給食について
◆本校では、生徒の身体の健全な発達と食生活の充実を目的に、給食を提供しています。
浦和高校定時制課程は全員給食制となっております。バランスの良い温かな食事をすることで、健康な「体」と「心」を養います。 令和6年度「献立表」と「給食だより」はこちらをクリックして確認ができます。