地学部
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私達地学部は普段は空や太陽の観測をしていますが、この観測は私達の代から始めたもので、これから観測を継続的に行い、データを集めていくつもりです。また、普通の観測以外にも、昨年の霜月には神奈川県城ヶ島への地質巡検。師走には小学生向けのプラネタリウムの上映。流星群の観測等、様々なことをしてきました。今年の夏の合宿では、雨という予報の中、ペルセウス座流星群の観測に成功。文化祭では、一年間のまとめとなる部誌「蒼天」を発行。恒例となりつつある鉱物の販売と合わせてこれを販売しました。さて、今後は、自作のプラネタリウムの投影機を作る予定です。
星の大きさによって、開ける穴の大きさを変えなければならず、投影したときに、丁度良い大きさでなければならないので、かなり難儀です。できるだけ早い完成を目指します。
 来年は、今年以上に活動を活発にしていきたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。



主な活動実績

 

地学部は現在、天体観測など天文を中心に活動しています。

最近は空のスペクトルの観測を行っており、
蓄積したデータを編集、数値化して研究しています。

また、天文だけでなく地質についても活動を行っています。
最近では、神奈川県の城ケ島へ地層の観察に行きました。

文化祭では、部誌「蒼天」を発行し、
自作プラネタリウムを使っての星空解説などで、毎年好評を頂いております。

それだけでなく、毎年行われる「小学生のための冬休み特別教室」で
小学生に向けて星空の解説をしています。

これからは、気象方面にも活動の幅を広げていくつもりです。
地学部をよろしくお願いします。

 

日誌

地学部 活動報告

地学部 第40回モデルロケット全国大会

2022年5月21日,第40回モデルロケット全国大会がJAXA筑波宇宙センターで行われ,地学部から2チームが参加しました。Aチームは3年植田くん・2年竹田くん・山下くん,Bチームは2年西野くん・藤原くんです。まず高度競技が行われ,最高記録は西野くんの13位で,10位までしか得点は得られず残念でした。パラシュート滞空時間競技では,竹田くんが2位,西野くんが7位と健闘し,Bチームがこの競技の総合3位でした。そして,2種目総合でもBチームが5位でした。しっかり準備してきても,当日のコンディションなどで力を発揮できないときもあります。秋の大会に向け,さらに工夫して行くことと思います。

地学部 理科教育研究発表会で発表

2022年2月12日,理科教育研究発表会が行われ,発表しました。例年は,埼玉大学を会場に400〜500名の参加者で口頭発表とポスター発表が行われていましたが,コロナ禍で昨年度は中止,今年度はオンラインで行われました。地学部は,「ブルーモーメントの研究〜薄明の空はなぜ青いのか〜」のタイトルで口頭発表をしました。日没頃の空は昼に比べて白っぽく見えますが,次第に青くなり日没から30分頃には昼の空より青く見えることがあります。この時間帯を”ブルーモーメント”とか”ブルーアワー”というそうです。地学部では,この原因や条件を分光観測で明らかにしました。そして今回の発表会で,来年度の第46回全国高等学校総合文化祭「とうきょう総文2022」へ正式に推薦が決まりました。しばらくは分散登校や部活動の制限などで思うように準備はできませんが,発表会での反省を踏まえて総文祭では納得のいく発表ができればと思います。

地学部 しぶんぎ座流星群観測会

2022年が明けてすぐの1月3日から4日にかけて,C棟屋上でしぶんぎ座流星群の観測を行いました。この流星群は8月中旬のペルセウス座流星群,12月中旬のふたご座流星群と合わせて三大流星群と呼ばれています。しかし,出現のピークが数時間と限られていて,年によってはほとんど流星が見られない流星群です。今年は,3日が新月で出現の極大予想が4日の明け方前と好条件が揃っていました。観測方法は4人の観測者が4方向を分担するグループ計数観測です。3日の23時から4日の6時まで1時間交代で空を見つめ,流星が流れた時刻,明るさ(等級),しぶんぎ座流星群かどうか,痕(流星が流れたところに1秒ほど継続して光っていることがある)が見られたかを記録します。天気はずっとよかったのですが,予想より流星は少なかったようでした。とても寒い中でしたが,流星を見たことが初めてだった部員も多く,コロナ禍で思うように観測ができていなかったので,充実した観測会になったようです。

              各自寝袋に入って観測している様子

地学部 部活動交流会

2021年12月28日(火),本校同窓会館の麗和会館と地学実験室を会場として,天文系部活動のある10校で交流会を行いました。コロナ禍の前は,夏休みの校外観測合宿を埼玉県内の天文系部活動数校が合同で行ってきました。ここ2年は実施できず,1・2年生にとっては他校とのつながりが持てないままでした。そこで,今回の交流会を行うことになりました。参加した部活動は,浦和西高校地学部・春日部高校天象部・川口市立高校天文部・春日部女子高校地球科学部・蕨高校地学部・越谷北高校天文気象部・県立浦和高校地学部・大宮高校天文研究部・渋谷幕張中学高校天文部・浦和第一女子高校地学部で,総勢71名(生徒は55名)でした。午前中に各校の活動紹介を行い,午後の前半は引率した顧問から天体観測法やデータの解析方法の紹介があり,特別参加して頂いたさいたま市宇宙劇場の小田達功さんからはプラネタリウムについて紹介がありました。そして午後の後半は,麗和会館と地学実験室に分かれ4名程のグループをつくり,3交代で部員どうしの交流を行いました。学校によって取り組み内容や意気込みの違いを知ることができ,今後の活動のモチベーションはかなり上がったことと思います。

          部員どうしの交流の様子(地学実験室にて)

                参加者集合(麗和会館)

地学部 城ヶ島巡検に行きました

2021年11月29日(前週土曜日の代休日),今年も城ヶ島巡検に行ってきました。例年体育祭の代休日に行っているのですがコロナ禍でかなわず,昨年は開校記念日に行きましたが,今年はその頃も校外活動が制限されていたため,今回の日程になりました。参加したのは,1年生4名と3年理型で地学を選択している生徒合わせて5名です。午前中は島の西部で様々な地層や断層,午後は島の東部で主に海岸の地形の観察を行いました。冬も近い時期でしたので寒さや風の影響を心配しましたが,風はほとんどなく日差しの下ではちょっと汗ばむくらいの好条件で,巡検を行うことができました。お昼に食べた「まぐろてんこ盛り丼」のおいしさも合わせて,大満足の1日になったようです。

       自然の造形美,波で浸食されてできた「馬の背洞門」の前で

    自然の力強さ,地層が大きく褶曲している「コンボリュートラミナ」の前で

地学部 高校生プラネタリウム文化祭『君の星空』に参加・発表

2021年11月20日,さいたま市宇宙劇場を会場にした高校生プラネタリウム発表会『君の星空』に参加発表してきました。浦高地学部のテーマは「未来を照らす宇宙現象」で,火星の大接近,ハレー彗星,しし座流星群,日食などこれから起こる興味深い現象を解説するものです。これまで,プラネタリウムの内容を一から企画し,素材集め,解説の練習をし,宇宙劇場の装置を使った練習も2回行い,いよいよ当日を迎えることになりました。発表をしたのは,2年生の植田陽斗くん,佐藤一希くん,1年生の石井直道くんの3名で,予想以上に多くの一般の方が見に来て下さり緊張していたようですが,準備してきたことをしっかり出し切れたと思います。この企画は来年も行うかもしれないということで,見学で参加した1年生も含め,また新しいテーマを考えて来年にのぞみたいと心に決めているようでした。最後に,この企画を立てて頂き,企画や発表内容についてのアドバイスや宇宙劇場の投映時間後に機器操作のリハーサルでのご指導等を頂き,さいたま市青少年宇宙科学館の皆さまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

                発表直前のリハーサル

              参加した5校の仲間と記念撮影

地学部 月食観測会

2021年11月19日,学校の屋上で部分月食の観測を行いました。この日は,日中から薄雲が通過していて,夕方には見事な夕焼けも見られました。今回は月が昇るときには月食が始まっている月出帯食で,日没後すぐに東の空から欠けた月が昇ってきました。日中と同じように薄雲が通過していたため,研究用のデータはきちんと撮れませんでした。それでも,雲間から見えた月食中の月は赤く,部員は月食観測を楽しめました。ところで,月食は月が地球の影に入るのになぜ赤く見えているのでしょうか。地球は大気におおわれているため,太陽の光が地球大気を通るときにわずかに屈折して月を照らします。地球大気を長く透過すると,青い光は散乱されて弱まり赤い光が月に届きます。そのため,ちょうど夕日が赤く見えるように,月食中の月も赤く見えるわけです。次回の月食は2022年11月8日で,皆既月食になります。

                 この日の夕焼け

              月食中の月

地学部 さいたま市宇宙劇場でプラネタリウム

地学部は,いくつかの班に分かれて活動していますが,

その一つにプラネタリウム班があります。

例年は,文化祭や冬休み小学生講座,新入生勧誘などで

エアドームと自作投影機によるプラネタリウムを行っています。

しかしこの1年半,コロナ禍でプラネタリウムはできませんでした。

そんな中,さいたま市青少年科学館が主催する初めてのイベントとして,

「高校生プラネタリウム文化祭 君の星空」が行われることになりました。

本校地学部も応募したところ,発表団体に選んで頂き,

来たる2021年11月20日に,さいたま市宇宙劇場で発表することになりました。

1・2年生にとっては,校内でもまだ行っていないプラネタリウムですが,

初めてのプラネタリウムが,宇宙劇場の本格的な装置を使ってできます。

すでに2回,実際の装置を使った練習をさせて頂いていて,

後は発表当日を迎えるのみです。そのチラシは以下の通りです。

地学部 第39回モデルロケット全国大会に参加

2021年10月16日(土),JAXA筑波宇宙センターを会場にして,

第39回モデルロケット全国大会が行われました。

地学部からは,2年生チーム(植田陽斗くん,森安亮太くん,佐藤一希くん)と

1年生チーム(山下楓芽くん,竹田脩悟くん,西野颯真くん)の2チーム,

そして,サポートとして1年生の藤原弦月くん,計7名が参加しました。

コロナ禍で1年半ぶりの開催となり,1・2年生とも初めての参加です。

日程の都合で,パラシュート滞空時間競技と高度競技の2種目だけでしたが,

高度競技で山下楓芽くんが9位に入り,1年生チームが総合6位でした。

緊急事態宣言が長く続いていたため,準備不足ではありましたが,

それぞれできることは精一杯やったと思います。

また来年春の大会に向けて,挑戦していくことと思います。

             参加したロケット班のメンバー

地学部 木星と土星大接近観望会

2020年12月21日,約400年ぶりに木星と土星が見かけ上大接近するということで,

一般生徒対象に,久しぶりに観望会を行いました。

日没前から屋上に集合し,まずは半月に近くなった月の観察から始めました。

日没後次第に空が暗くなり,いよいよ木星と土星に望遠鏡を向けました。

木星とガリレオ衛星,その近くに環を持った土星が,望遠鏡の視野内に一緒に見えました。

この日は快晴で空気も澄み,沈んだ太陽と反対方向には地球影もはっきり見えました。

コロナ禍で気分も沈みがちでしたが,屋上の開放的な雰囲気の中,

珍しい天文現象に,生徒・職員合わせて約40名の参加者は満足できたと思います。

               月の観察の様子と地球影

(遠景で赤くみえるところは太陽光が照らしているところで,その下方の灰色の部分が地球の影)

               木星と土星の観察の様子